抽選により決定される枠番は、コースにより内枠・外枠の優劣があります。逃げや先行の脚質は特に枠番による恩恵を受けやすいです。

内枠外枠で優劣がある枠番

  • 元業界人が訓える「勝つ」ための回収法
  • 元調教助手が教える調教状態の分析と見極め
  • 血統鑑定士が教える「血」が語る「的中」への近道
  • 業界でも「極致」の競馬情報を今だけ公開中!
  • 競馬予想に必要な基礎知識・競馬場別解析
  • 元競馬騎手が示す予想の秘訣

競馬の枠番は抽選で決定され、全体的に見ると内枠の方が外枠より有利とされています。特に逃げや先行など、レース序盤から前にポジションを取りたい馬は枠番によりメリットを発揮しやすく、コースによっては、内枠より外枠の方が有利なコースもあります。

内と外で優劣が分かれる枠番

枠番抽選

競馬のレースの優劣に関わる要素として、枠番についてご紹介します。
競馬はレースにもよりますが、フルゲートのレースで最大8枠18頭が出走します。
出走する馬が8頭以上の場合は原則8枠で発走され、8頭以下の場合は馬番の数=枠数となります。

9頭以上の出走するレースの場合は、枠番が大きい外側から、1つの枠に2頭ずつ入るようになっていき、7枠8枠については最大で3頭まで入る事ができます。
18頭立てのレースの場合は1〜6枠は2頭ずつ、7枠8枠は3頭となり、出走頭数が多ければ多いほど、外枠の負担が大きくなる割れております。

枠番・馬番の決まり方はコンピューターによる自動抽選で、内枠を取れるか外枠を取れるか?というのは完全な運だのみになります。
枠番が決まるのは、時期や大きいレースなどによって変わってきますが、遅くてもレース前日の午前中に発表され、日本ダービーや有馬記念のように日曜開催で金曜から前売りが始まるビッグレースでは3日前の木曜に決まります。

競馬の予想において、枠番・馬番は重要で本格的なレースの予想をするには、枠番が発表されてからになるのが一般的です。

枠番は一般的に内枠が有利とされています。
脚質が逃げでしたら、最短距離でスタート直後にハナのポジションまで行けるのはもちろん、どのポジションに入るにもスムーズに思惑のポジションに入りやすいと言われております。

内枠か外枠かによる優劣の大きさは、コースにもよって変わってきます。
スタート地点から最初のコーナーまでの距離が長いコースであれば、外枠の不利も軽減され、最初のコーナーまでに緩やかにコースの内側まで入っていけばよく、多少の距離的ロスはありますが、ポジション争いで、進路を塞がれたり、無駄な体力を使うリスクは大幅に軽減されます。

逆にスタート地点から最初のコーナーが近いと、コーナーに入るときにはコースの内側に入ってないと、更に距離的ロスが大きくなってしまうので、各馬急いでポジションを取ろうとします。

こういったコースで外枠になると、スタートでそれなりにダッシュする必要性が出てきて、距離的ロスもそうですが、体力の消耗が距離的ロス以上に大きくなります。
また各馬良いポジションを取ろうと、スタート直後に一斉に内側に入ってくるので、混雑してうまく理想のポジションが取れなくなるケースもあります。

内枠は全体的に見て、有利なのは確かですが、必ずしも内側が有利とは言えないケースもあります。
脚質が差しや追い込みなど前半を中団から後方でレースを進める馬は、第3コーナーから第4コーナーにかけて、後方からまくって、前に出ようとするときは外側しか進路が空いてないケースが多くなります。
せっかく内枠を引いてコースの内側を走っていても、外側に出る事が必要になり、また内側から外側に出るのに混雑している馬群だと、一時的により加速が必要だったり無駄な体力を使ってしまいます。
レース展開によっては、差しや追い込みでも体力の無駄な消耗も少なく効率的なレース運びをする事もできるケースもあり、差しや追い込みは内枠は不利と言い切れる話ではないですが内枠の長所をより活かしやすいのは、逃げ・先行の脚質と言い切る事はできます。

また、コースによっては、よっては外枠・内枠の優劣がないコースも存在します。
最近ですと新潟の国内唯一の1,000mの直線コースがあげられます。見ての通りコーナーがないコースで、各馬ひたすら真っ直ぐ走ればいいだけですので内枠・外枠は関係なく平等な立場となります。
このコースの場合は枠番は関係なしに、広いコースを真っ直ぐ走る事ができず、無駄に左右に触れてしまう馬もいますので、枠番とは関係なしに得意不得意はあります。
また同じく新潟の外回りコースは、国内最大級の広さを誇るコースで、距離によっては、スタート直後に直線が続き、最後の直線も600m以上あるので、コーナーで仕掛けず、最後の直線に入ってからの仕掛けで充分に間に合うコースですので、多少の距離的ロスやポジション争いはありますが、他のコースに比べて外枠の不利は緩和されます。

また、コースによっては外枠が有利なコースもあります。
競馬ファンであれば有名な話ですが、東京競馬場のダート1,600mのコースで、競馬の格言で東京ダート1,600の外枠は買い!という格言があるくらいです。
これはどういった事かというと、このコースはダートコースなのですが、スタート地点だけは芝コースになっています。ダートと芝というのは人間でいうと舗装されている陸上競技場のゴムで舗装されたトラックを走るのと、海などの砂浜を走る事ぐらい差があります。
どれだけ芝よりダートを得意としている馬でも、芝のコースを走った方がタイム的には速く走る事ができます。
このコースはスタート地点が芝コースで、途中でコースがダートに切り替わっていきますが、外枠の方が芝コースを走れる距離が長いという特徴があります。
この東京ダート1,600の外枠は買い。という格言はオカルトネタなどではなく、理論的な話であり、データとしても、通常のコースは外枠は内枠・中枠に比べて勝率・連対率などが悪いデータがありますが、このコースは外枠の方が内枠よいも勝率・連帯率が良いデータが残っています。

他にも中山ダート1,200mが同様にスタート直後に芝を走れるという面で外枠が有利だったり、高松宮記念が行われる中京競馬場の1,200の芝コースや新潟競馬場の1,600芝コースなども、内側の芝が荒れていたり、最初のコーナーで内枠は身動きがとれなくなってしまう要因などから外枠が有利というデータも出ています。

ですので、セオリーはあくまでも内枠有利なのですが、例外も多く、場合によっては中枠や外枠が有利なコースもありますので、競馬を予想する時の枠番についてはコースの特性を踏まえて、予想していく必要があります。

競馬情報会社ランキング