開催時期によって変わってくる荒れ馬場の状態はレース展開に大きな影響を与えます。

馬場の荒れ状況は競馬場の開催時期によって変わる

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開催時期によって、馬場は荒れていきレースの結果にも影響をされてきます。開幕週などの綺麗な馬場の週では、好タイムが出やすく逃げ・先行などの脚質が有利とされていて、開催後半の荒れた馬場になると、逃げや先行が有利だった点はなくなり状況によっては、内枠が不利になるケースもあります。

開催時期と荒れ馬場の関係

馬場の荒れ状況

中央競馬は年間を通して開催されていて、時期によって開催される競馬場が変わってきます。

参考までに2014年の競馬場ごとの開催日数を紹介します。

競馬場毎の開催日数(2014年)
  • 札幌 14日
  • 函館 12日
  • 福島 24日
  • 新潟 28日
  • 東京 46日
  • 中山 33日
  • 中京 24日
  • 京都 47日
  • 阪神 40日
  • 小倉 20日

以上のようになっています。

数字だけ見ると、東京・中山・阪神・京都と、東西の大都市にある競馬場の開催が多いですが、それぞれ東京と中山。阪神と京都のように比較的近い地域で、ローテーションをしながら開催されているので、開催日数が多い競馬場がいつでも馬場が荒れているという事ではありません。

競馬場の芝の馬場はその競馬場の開幕週の時には綺麗に整備をされていて、レースタイムも好タイムが出やすいと言われています。
ですが、開催される後半になってくると、芝が傷んできてタイムが出にくくなると言われています。

これは競馬の予想やレース結果に大きく影響を与え、本来であればほとんどのコースが内枠が有利になるのですが、内側の芝は一番馬群が集中しやすく荒れやすいです。

内側の芝の状態が悪くなってくると、内枠の馬が不利になるケースもあります。
馬場状態に関係なく内枠は距離的ロスが少ない最短距離のルートを通る事はできますが、内枠発走ですと、最内を通る事は容易ですが、馬群に入ると身動きがとれず、一番状態が悪い内側を通る事を余儀なくされます。
そうする事で距離的ロスが少なくても体力の消耗が外側の綺麗な芝を走りながら周る馬よりも大きくなってくる事もあります。

また脚質にも影響があり、芝が綺麗な開幕週やその直後は、芝の状態が良いので、レースはハイペースになりがちです。
しかし逃げや先行で走る馬は多少ペースが早くなっても、馬場の状態がよいと体力の消耗が少なくそのまま最後まで走りきれてしまうケースも多く、より逃げ・先行に有利な馬場状態と言われています。

それに対して、開催期間の後半で芝コースの内側が荒れた馬場状態になってくると、逃げや先行が距離的ロスを無くす為に通るコース内側は荒れてきます。
体力の消耗がしやすく、状況によっては、せっかく逃げたり先行して好きな進路を選べる環境になっても、最内を通るのではなく、あえて距離的ロスが生じる外側を走るケースもあり、こうなってくると、差しや追い込みの馬に対してのアドバンテージが減ってきて、逃げきれない・粘りきれないという事も多くなってきます。

競馬場の開催時期が後半で内側の芝が荒れはじめてくると、逃げ・先行型の勝率は若干落ち、全体的なオッズも高くなります。
脚質だけでなく、馬場が荒れて走りにくいコースになってくると、実力を発揮できない馬も増えてきて、レース自体が荒れたレースや波乱のあるレースになりやすいと言われています。
大穴狙いの高配当狙いの人は、馬場が荒れた開催後半の競馬場を狙う人も多いようです。

開催期間だけでなく、開催コースによっても荒れやすさなどが違ってきます。
中でも有名なのが、福島は荒れるという言葉があり、福島競馬場は、開催日数年間24日で、あまり厳しいスケジュールをこなす訳ではないのですが、福島競馬場は地盤がゆるく、芝自体が柔らかく、根がしっかりしないので、傷みやすい芝と言われていて、他の競馬場と同じ開催期間でも福島の芝はより荒れます。
それが原因で福島のレースは荒れやすいと言われています。

最近では新潟競馬場も荒れやすいと言われていて、新しい競馬場ではありますが、夏の時期、特に8月〜9月に集中して開催される傾向があるので、9月の後半などになってくると、芝の状態はかなり荒れてきます。
新潟はレースやコースによっては、内枠でも外枠でもなく、中枠が強いというデータもあり、芝の荒れ具合が原因で中枠有利な状況になっていると考えられます。

このように、開催時期に応じて、馬場状態は変化をし、それによってレースの結果も左右されてきます。
競馬を予想する上で、その競馬場の開催何週目か?というのは把握しておくようにし、単純に○○週目と数字だけでなく、競馬場によって、芝生の傷むはやさも変わってくるので、競馬場自体の特性も理解しておくようにするとよいでしょう。

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