馬場状態は、コース上の含水量により4段階に評価され、芝の場合開催週による傷み具合もあります。

馬の適正も分かれる馬場状態

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競馬の馬場状態とは、含水量に応じて、芝・ダートそれぞれを4段階の評価で主催者が発表するものを言い、他にも競馬場の開催週などにより、芝生の傷みなどで馬場状態が変化する事もあります。

レース当日の馬場状態

レース当日の馬場状態

競馬において馬場状態とはレースの結果を大きく左右する要因となります。
現在日本の競馬には馬場状態は芝コース・ダートコース共通で

馬場状態
  • やや重
  • 不良

の4種類に分類されていて、海外の競馬などでは更に細かく分類されている事もあります。

この4種類の馬場状態は、芝コースでしたら、芝の傷み具合などは関係なく、コースに水がどれだけ含んでいるかによって決定されます。
開催日も含めて、開催日の前日・前々日も天気がよければ、どれだけ芝が傷んでいようが大体良馬場となります。

馬場状態の判定は開催日当日に競馬場のスタッフがコースを実際にあるいてコースの含水量を芝・ダートそれぞれ計測します。
その計測したコースの含水量の割合によって決められます。

一番乾燥している状態を言い、芝コースであれば、一番走り安い絶好のコンディションといいます。
コースの含水量が多い順に

馬場状態(コース含水量の多い順)

不良→重→やや重→良

と続いていき、芝の場合は馬場状態が悪くなればなるほど、走りにくくタイムも出にくくなります。

逆にダートの場合は、適度に水を含んだ状態の方が土が固まり走りやすくなって、タイムも出やすくなります。

ダートの場合は、不良であれば一番タイムが出やすいと一概に言い切れる事ではなく、コースの砂と水の量との相性にもよって少し変わってきますので、
その日のレースタイムなどを参考に馬場状態を読みとくといいでしょう。

芝コースの場合は馬場状態が悪くなると、芝が滑り走りにくくなります。
爪が小さく立っている形の馬ですと、こういった滑りやすい馬場も得意に走る事ができ、お皿のように大きな脚の馬は逆に滑る抵抗を受ける面積が大きくなり滑る馬場を苦手としています。
ひと飛びが大きいストライド走法をする馬は滑る馬場を苦手とし、一歩の歩幅が小さく、回転数で走るピッチ走法の馬は滑る馬場なども得意と言われております。

脚の大きさなどは初心者はテレビの画面ごしなどでも、なかなか判断はしずらい所がありますが、走法については、過去のレースVTRなどが見れれば、判別もつきやすいと思います。

また、仮に滑る馬場や状態が悪い馬場を得意とする、体型や走り方をしていたとしても、馬自体の性格で、走りにくい馬場になると本気で走ろうとしない馬などもいます。
馬場状態が悪い時は、まずは過去のデータから馬場状態別の成績などを見るようにしましょう。

重や不良の状態で好走した実績のある馬はある程度の悪い状態の馬場も得意と見る事ができます。
悪い馬場状態のレースで大敗した実績が1〜2回ある馬は、次のレースでは悪い状態の馬場を克服して好走してしまうケースもあります。
できれば、過去のデータだけで判断するのではなく、合わせてそれぞれの馬の特徴も含めて判断して予想するのがよいでしょう。

また、馬場状態はそれぞれの馬の脚質にも大きな影響を与えます。
良馬場などの高速コースでは、逃げや先行は、悪い状態の馬場状態より速いペースになりますが、スタミナを奪われにくい分、最後までバテずに走りきる事ができてしまいます。
馬場状態が悪いと、逃げ・先行がスタミナを奪われて、後半に追い上げる差し・追い込みが有利になると思う人もいるかもしれないですが、そんな事はなく、馬場状態が悪いと、差しと追い込みは不利になります。
レースの後半にかけて、瞬発力を使い、先行している馬たちを抜かす脚質の差しと追い込みは、良馬場の走りやすいコースだからこそ、抜群の瞬発力や末脚を使う事ができ、馬場状態が悪いと、最後のギアチェンジができずに不発に終わってしまう事も多いです。

ですので、芝コースの場合は良馬場の状態で逃げ・先行・差し・追い込みの4種類の脚質が条件的にはイーブンの環境となり、馬場状態が悪くなると逃げ・先行が有利というデータになってきます。

また、馬場状態というのは、含水量で判断されて発表される馬場状態だけでなく、芝コースの場合は芝そのものの傷み具合も影響を与えます。
競馬場の開幕週などでは、当然綺麗にそれまで育てて整備された綺麗な芝になっているので、走りやすく、タイムも好タイムが出やすくなります。

それが1〜2ヶ月経過して、そこの競馬場での開催も終盤になってくると芝の状態が傷んできてタイムも出にくくなってきます。
よって馬場状態は競馬場から発表される、4段階の含水量による馬場状態だけではなく、開催何週目かなど、芝の状態も考慮した馬場状態も考慮する必要があります。
芝の傷みによる馬場の傷みは全体的に痛むのではなく、コースの前半から中盤にかけての1〜4コーナーのコース内側が重点的に痛み、直線などは馬の走路が分散されますので、傷みにくく、それなりに良い状態をキープできています。

馬場状態が含水量を含んだ悪い状態ですと、差し・追い込みは不利になりますが、芝が傷んで全体のタイムが落ちるなど走りにくくなっている状態はコースの外側を回る傾向が強い差しや追い込みは逆に少し有利になる傾向もあります。

このように競馬の予想は馬の状態だけを見るのではなく、コースの状態や、その日のコース状態に対しての馬の適正なども判断して予想する必要性があります。

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