調教とはレース出走に向けての競争馬のトレーニングの事で調教内容や調教タイムは競馬の予想でとても重要になります。

タイムだけではなく内容が重要な調教

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調教とは東西のトレセンで行われる競走馬のトレーニングの事で、その意図は単に馬を鍛える、調子を整えるだけではなく、体重調整や苦手克服・馬のメンタル面の調整などさまざまな意図を持って調教を行われます。調教内容は馬のレースでのパフォーマンスに与える影響も大きく予想する上でとても重要な内容です。

競走馬の調教

競走馬の調教

競馬においての調教とは、20年近く昔のファミコンやスーパーファミコンの時代から現代のスマホゲームの時代までさまざまな競馬シュミレーションゲームが出ていて、馬券を買わない人でも調教の事は少し知っているという人も多いのではないでしょうか?

調教とは、関東と関西のトレーニングセンター(通称トレセン)で行われる競走馬のトレーニングの事で、調教師の指示によって行われます。
中央競馬のトレーニングセンターは関東は茨城県にある美浦トレーニングセンター。
関西は滋賀県の栗東トレーニングセンターの2カ所となっています。

調教にはさまざまな意味があり、馬体を減らす為のものや、馬にやる気を出させる為のもの、トレーニングの名の通り、心肺機能やスタミナ・スピードを鍛えるものがあります。

レース前に行われる、レースに向けての調整ともなる直前の調教は、追い切りと呼ばれています。

簡単に調教の種類を紹介します。

芝コース

競馬場とさほど変わらないコースで実際の競馬場のように速く走る事ができるのでスピードを鍛えるものとして使用される事が多いですが全体的に他の調教コースと比べて固く脚の負担が多いので、あまり普段の調教から使用されているケースは少ないです。
栗東には障害専門コースもあります。

ダートコース

芝コースに比べて脚を取られ走りにくい為、走るのに力が必要になります。
雨を含んで水を含むと滑ってうまく調教できないケースもあります。
筋力やスタミナをアップさせる効果が高いとされています。

ウッドチップコース

ここからは、調教コースならではのものになってきます。
ウッドチップとはその名の通り木材をチップ状に細かくしたものを敷き詰めたコースで砂よりも柔らかくて雨などがふっても排水性がよく調教もしやすいです。
天候に左右されず、馬の脚にも優しく、適度な負荷もかけられるので、一番多く利用されているコースです。

非力な馬などの調教にもよく使用されています。
コース自体は柔らかいので、調教時間や馬場状態で調教タイムは大きく変わります。

ニューポリトラックコース

ニューポリトラックとは、絶縁した電線や石が風化してできた砂などの複数の素材を混ぜたもので、使用されている素材を見ると固くて痛そうなイメージがあります。
しかし馬への負担は優しくて、ウッドチップコースのような柔らかさがあり、芝のような滑りにくさや脚抜きのよさがあるコースで、冬にも凍りにくいので不凍剤等使用しなくても調教できます。
負荷が少なく軽めになったりスピードが出すぎてしまう事もあり、調教には注意が必要です。
水はけがよく凍りにくいので雨や寒い日にも使いやすいですが、雪が降ってしまうと積もりやすい特徴を持っています。

坂路コース

調教コースの中では知名度もあるコースです。
その名の通り登り坂を利用するコースで、地面はウッドチップとなっています。
登り坂ですので後ろ脚のトレーニングになり、芝コースを走る馬にもとても有効です。
負荷をかけられて、脚への負担が少ないのも魅力のひとつです。

プール

馬専用のプールで泳がして心肺機能を鍛えます。
コースを走らせるのに比べると能力アップの効果は少ないですが、脚への負担が少なく心肺機能の向上効果もあります。
プールが好きな馬も多く、馬のリフレッシュ効果につながるケースも多いです。

これらの調教コースの他にも、調教方法として単走・併せ馬・15ー15といった方法があり、単走では名前の通り一頭だけで走ります。
決められたラップ通りに走る事により、ペース配分を覚えるのに有利です。

併せ馬は、2〜3頭併走させる方法で、他の馬と競わせる事で競争心を煽ったり、本番のレースでうまくペース配分ができない馬はあえて調教で併せ馬で抑えて走らせて折り合いを覚えさせる調教のやり方などもあります。

15ー15は1ハロンを15秒ペースで走らせる事で、本格的な調教を行う前の体慣らしやウォーミングアップの意味で行う事が多く、ペース配分や折り合いを覚えさせる効果もあります。

そして、更に調教には強さを指定して行われます。

強さは一般的に「馬なり」「一杯」「強め」の3種類で馬なりとは、馬の行く気に任せて走らせます。比較的軽めの調教で使用される強度です。

一杯は目一杯の一杯という意味もあり、ムチを入れたり手綱をしごいたりして、本気で走らせます。
強制的に目一杯走らせるので、効果は高いですが疲労も大きく入れ込みがちになるリスクもあります。

強めは、新聞記者などメディアによっては「仕掛け」と表現する所もありますが、基本的には強めと仕掛けは同じで馬なりと一杯の真ん中くらい、多少手綱をしごいて、馬なりよりかは強めに走らせて、一杯ほど馬を追い込みません。

こういった内容やコース・強度を調整しながら調教は行われ、タイムも測ります。
調教タイムはレースの予想や馬の状態を見極める上で役立つ情報ではありますが、あまり調教タイムだけを重視して予想するのはよくありません。

競馬の予想では初歩的とも言える情報ですが、競争馬は調教でまじめに走る馬と走らない馬がいます。
また仮に調教で真面目に走っているつもりでもタイムがあまり出ず、いざ本番のレースになると見違えるように走る馬もいます。
また調教はウッドチップなど柔らかいコースを使用する事も多く、午前中と午後などでも馬場状態は変わりタイムにも差が出てきます。

調教タイムだけで競馬を予想するのは難しいですが、馬の状態を見極めるのには参考になる部分も多く、調教を予想の判断材料にするには他の馬と比べてどう?とかではなく、その馬のいつもの調教に比べて、今回は良さそう・悪そうなどと見れるようになるのが理想的です。

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