日経新春杯では、実績がある馬に注目が集まりますが、ハンデ戦の斤量も考慮した予想も必要です。

血統で注目すべき日経新春杯登録馬

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2015年の日経新春杯では、抜群のコース適性を誇る京都競馬場の定番、ディープインパクト産駒に注目です。その他昨年3着のフーラブライト、京都大賞典2着のタマモベストプレイが上位候補となっています。

2015年日経新春杯(G2)血統診断

血統鑑定士S氏血統解説

1月18日(日)京都競馬場11R第62回日経新春杯(G2)

18日日曜日の京都競馬場メインではG2競走の日経新春杯が開催されます。
クラシックとも呼ばれる芝2,400mで行われ、距離とコース適性が重要になり、有力馬の多くが放牧で休んでいる時期もあり、G2というグレードの中ではメンバーに乏しさもある今回のレースでは血統診断が重要な役割を担います。

注目すべき点

~京都競馬場は2,400mもディープ産駒の独壇場~

スピードが生きる馬場の京都競馬場はディープインパクト産駒が強い事で有名です。
根幹距離の2,400mでも同じ事が言え、過去2年種牡馬別成績を見てみると、ディープインパクト産駒は勝率28.1%、連対率40.6%と驚異的な数字を残しています。
開催回数が少ない距離ではありますが、勝利数は9回で2位の3回を大きく引き離しています。
日経新春杯の登録馬でディープインパクト産駒は、サトノノブレス、ダコール、ラングレー、ムーンリットレイク・ヴィクトリースターの5頭となっています。

・最注目は昨年の勝ち馬サトノノブレス

実績馬が少ない今回のメンバーの中では重賞2勝は大きなアドバンテージ。そのうちの1勝は昨年の同レースです。
京都競馬場の成績も[2.1.0.1]と抜群でディープらしさが顕著に出ている馬です。
前走の有馬記念は11着に沈みましたが人気を見ても分かるようにメンバーが強すぎたのは明白。
前々走の金鯱賞2着で、前走の有馬記念はスローペースで外を回った中で0.6秒差まで追い上げて着順以上に評価できる内容。
充実期は継続していると見て取れます。
最大のネックは実績があるがゆえに課せられるトップハンデ。58kgの斤量は負担が大きく、昨年の55kgと比べても成長面でカバーできるかあやしい所。
休み明けだった前走とは違い、今年は12月にも重賞2戦使っていて疲れも気になる時期になってきました。
日経新春賞の過去のデータを見ても57kg以上背負ったハンデ馬は苦戦している傾向があります。
今回のメンバーではミドル~スローペースになる可能性もあり、期待はできつつも不発に終わるリスクも高いです。

・若いラングレーにも注目

過去10年日経新春杯は4歳馬と5歳馬が中心で、1着8回、2着9回、3着9回となっています。
このデータの時点でも6歳馬以上は割引が必要。
今回のメンバーは6歳馬以上の馬が多く、ディープ産駒で見ても4歳馬、5歳馬に該当するのはサトノノブレスとラングレーの2頭のみ。
ラングレーは2歳から注目されていた高い素質を持つ馬で、重賞の最高順位は4着ですが差の無いレースも多くここでは実力上位。
これまでの戦歴を見ると左回りのコース中心で京都競馬場は初挑戦。しかし走り方を見ても京都の馬場が合いそうな軽快なピッチで走る馬で、不安よりも期待の方が大きいコースです。
距離適性も問題なし。斤量52kgも大きなアドバンテージとなります。
昨年秋から馬体もしっかりしてきて成長性も感じられる馬。ここでも充分に期待できます。

・スタミナの衰えが不安なダコール

ディープ産駒で注目される馬でもう一頭あげられているのがダコール。7歳馬となりましたが前走では初めてオープン競走で勝利。
一見衰えがあまりないように見えますが、母系の血統はどちらかというと早熟馬も多いです。
同コースでも勝利経験があり、本来は走りきれた距離ですが、2,200m以上で良く走っていたのは4歳~5歳の頃。
最近では一昨年の日経新春杯で10着に沈んで以来1,800m~2,000mが中心。経験や精神面の成長などは感じられ、スピードの面はディープらしさがある、走りでカバーはできていますがスタミナの衰えはありそうです。
斤量も57kgと重く、サトノノブレス・ラングレーに比べると期待値は下がります。

~昨年の3着から成長したフーラブライト~

ディープ産駒以外で、まず最初に期待したいのが昨年の3着馬フーラブライト。昨年は斤量52kgの軽ハンデで今年は55kgとなりますが、この1年でエリザベス女王杯4着に入るなど、斤量増を補えるだけの成長をしています。
ゴールドアリュール産駒は過去2年成績では[1.1.3.4]となっていて、出走回数が少なく勝率を見てしまうと低いですが、3着内率44.4%と安定しています。
フーラブライトの全成績を見ても、安定感が高い馬でチークビーンズを付けてからはモテれる面も解消されました。ヴィクトリアマイルの大敗を見ればある程度距離があった方が良くスタミナ面も問題なし。
今回のメンバーで見れば充分に勝てるチャンスもあります。

~血統に反するデータが出ているタマモベストプレイ~

タマモプレイの血統は父フジキセキ母ホットプレイ。
この配合は頻繁に行われていて「タマモ○○プレイ」シリーズで全兄にはタマモナイスプレイやタマモホットプレイなどがいて、合計5頭の全兄弟がいます。
各馬に共通しているのは、フジキセキ産駒の主戦であるマイル以下を得意としている事。
それに対してタモモプレイはデビュー当初こそ1,800m以下の距離で活躍しましたが、最近では長い距離を得意にしている、少し変わった遺伝を受けた馬です。
セオリーに反したデータは距離だけではなく京都競馬場を得意にしているのも特徴。
ここまでキャリア4勝のうち3勝を京都競馬場であげていて、同コースで開催された前々走の京都大賞典では2着に入る健闘を見せています。
前走なジャパンカップは相手が強く力を出せませんでしたが、今が充実期に入っている馬の1頭です。
有馬記念では除外となりレース間隔は少し空きましたが、稽古量豊富で中間の気配も良好です。
2年前に京都で勝ったきさらぎ賞以来の重賞2勝目に向けて今回はチャンス充分です。

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