阪神JFでは唯一のディープインパクト産駒となるショウナンアデラに注目です。

血統で注目すべき阪神ジュベナイルフィリーズ登録馬

  • 競馬予想に必要な基礎知識・競馬場別解析
  • 元調教助手が教える調教状態の分析と見極め
  • 元業界人が訓える「勝つ」ための回収法
  • 元競馬騎手が示す予想の秘訣
  • 血統鑑定士が教える「血」が語る「的中」への近道
  • 業界でも「極致」の競馬情報を今だけ公開中!

阪神JFで気になる血統は唯一のディープ産駒となったショウナンアデラ。マンハッタンカフェ産駒のコルボノワール。ステイゴールド産駒のココロノアイなどが挙げられます。

2014年阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)血統診断

血統鑑定士S氏血統解説

12月14日(日)阪神競馬場11R第66回阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)

今週の日曜日にはいよいよ今年の最強2歳女王決定戦のジェベナイルFが開催されます。
多くのメディアが取り上げられている通り今年の2歳馬の重賞戦は牡馬混合も合わせて全て1番人気が負けるという波乱含みの展開で、12月のG1まで迎えてしまいました。
荒れる要素がある今年のジュベナイルFの気になる血統を紹介していきます

注目すべき点

~1頭のみ登録されたディープインパクト産駒~

今年1番優秀な成績をあげている種牡馬は例年の如くディープインパクト産駒です。
特に競馬場を問わずマイルでは強い実力を発揮しています。
当然多くのディープ産駒が登録出てくると思っていた人も多いと思いますが、意外な事に今年の登録馬はショウナンアデラ1頭となっています。
過去2年の阪神芝1,600mの種牡馬別成績を見ると2位のダイワメジャーがとマンハッタンカフェがそれぞれ7勝となっているのに対して、
ディープインパクト産駒は22勝と桁違いの強さを見せています。
もちろん出走頭数も多いのですが勝率17.1%、連対率32.6%と優秀な実績があり、当然今回も期待できそうです。
母馬は現役時代の実績は薄いですが、母馬の母(祖母)は仏の1,000万ギニーを勝った実績馬で、優秀な馬を多く輩出している良血血統となっています。
ここまでの戦歴は新馬戦2着→未勝利戦1着→500万下1着と重賞は初挑戦になります。
唯一クビ差で負けた新馬戦を勝ったのは牡馬として注目を集めているナヴィオン。そのナヴィオンと互角に戦った事を考えれば実績は申し分なし。
マイルでの快勝した実績もあり、ディープインパクトの遺伝子から来るコース適性に注目で期待したい馬です。

~高い勝率を残しているマンハッタンカフェ産駒~

阪神芝1,600mで最も高い勝率を誇るのがマンハッタンカフェ産駒です。
過去2年の同コースの勝利数は7回で2位タイとなっていますが、出走回数を見ると1位のディープインパクト産駒が129回。
7勝で2位タイのダイワメジャー産駒が69回に対してマンハッタンカフェ産駒は僅か34回の出走で7勝。
勝率20.6%となっています。
あまり出走してこない傾向もありましたが、今回は登録馬で「アンブリカル」「コルボノワール」「ダノングラシアス」の3頭が登録されました。
全ての馬が出走できるかは確定していませんが、すべての馬にダークホース的な存在になれる素質を持っています。
その中でもダノングラシアスは前評判では優勝候補の一角となっています。

・注目したいのはコルボノワール

ダノングラシアスに注目が集まりそうですが、あえて強く注目したいのがコルボノワールです。
改修後の阪神外回りで行われた過去8年に限定したデータでは、勝ち馬の中で1,400m以下で勝利をした馬はいません。
出走経験があるのも僅か1頭とタフで逃げ・先行が決まりにくい阪神芝外回りでは、短距離適性があまり生きないデーターが出ています。
ダノングラシアスとアンブルガルはここまでキャリアが1,400m以下。
そんな中コルボノワールはフルゲート18頭立てで行われた京都芝1,600mの新馬戦でスタートを出遅れながらも、見事な末脚を光らせて快勝。
良馬場ながら雨の中で行われたレースで上3Fは34秒2と他馬を圧倒する末脚を見せています。
距離実績もあり、底が見えないコルボノワールは血統面でも適性が高く期待できます。

・フェノーメノと同系配合のココロノアイ

前走アルテミスSでは9番人気ながら強い競馬で勝ったココロノアイは株が急上昇しました。
勝った相手がレッツゴードンキをはじめ実力馬揃いだったのもあり、ここでも優勝候補の一角となっています。
そんなココロノアイは父馬ステイゴールド・母父ディンヒルとなっていて天皇賞・春を2連覇したフェノーメノと同系配合。
中~長距離適性が強い馬が勝つ阪神JFでは、より血統から来る長距離適性が生きます。
昨年の優勝馬レッドリヴェールも同じステイゴールド産駒というのにも注目。

・血統的に黄色信号のレッツゴードンキ

新馬戦で圧勝して、前走のアルテミスSでは1番人気に推されて2着と惨敗しましたが、それでもスタートでダッシュがつかなかった中でのハナ差の2着は実力の高さを証明した形となり、ここでも人気馬として注目を集めそうです。
そんなレッツゴードンキはキングカメハメハ産駒ですが、同コース過去2年の産駒馬の成績は出走回数が全体2位の68回もありながら、勝ったのは僅か2勝で勝率2.9%。連対率は11.8%と少しは見れる内容ですが、阪神の外回りに不安がある血統なのは言うまでもないです。
レッツゴードンキも今回は阪神が初めてで実績もなく、強い馬なのは間違いなくても強気にいき過ぎる事は禁物です。

~不気味な存在となるロカ~

ロカはキャリア1戦だがデビュー戦では京都芝外回りとはいえ上3Fで33秒2という2歳牝馬とは思えない快足を飛ばして差し切り勝ち。
父馬ハービンジャーは2012年より種牡馬となり、今年が産駒馬デビュー。
ここまで重賞勝利はなくても既に産駒馬は13勝と良好な実績を残しています。
ハービンジャーの父はディンヒルで母父はダンスインザダークとまずまずの良血統。
血統だけでは実力を図るのは難しいですが、間違いなく高い素質を持っている馬です。
前走の末脚を見る限り阪神外回りも適性がありそうです。

競馬情報会社ランキング