朝日杯FSでは混戦ムードとなる中、良血統の注目馬が多く登録してきていて見所満載となっています。

血統で注目すべき朝日フューチャリティーステークス登録馬

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朝日杯フューチャリティーSで最も注目されている血統馬はオルフェーブルとドリームジャーニーの全弟となるアッシュゴールド。その他、ディープインパクト産駒にも先週に引き続き期待がかかります。

2014年朝日杯フューチャリティーステークス(G1)血統診断

血統鑑定士S氏血統解説

12月21日(日)阪神競馬場11R第66回朝日杯フューチャリティーステークス(G1)

早いもので今年の中央競馬も残り2週となってきました。
今週末の注目レースは阪神競馬場で行われる2歳王者決定戦の朝日杯FSです。
昨年までは中山競馬場で開催されていましたが、今年からは阪神競馬場に変更となっています。
先週同コースで行われた2歳女王決定戦の阪神JFではコース適性抜群のディープインパクト産駒が制しました。
これと同時に2歳重賞1番人気の連敗記録は継続しています。今年も残す所2歳重賞は朝日杯を残す所まできました。
混戦ムードが予想される朝日杯では、過去の1番人気馬の成績も悪い傾向があり、もし1番人気が今回も敗れる事があれば来年のクラシックにも影響を与えるデータにもなり注目が集まっています。
朝日杯も血統に良血統の注目馬がずらりと登録馬に名を連ねています。注目の血統馬とデータを紹介していきます。

注目すべき点

~血統で注目が集まるアッシュゴールド~

血統という面では今年の2歳馬で最も注目を集めているのはこの馬と言ってよいでしょう。
父馬ステイゴールド・母馬オリエンタルアート・母父はメジロマックイーンという言わずと知れたオルフェーブル兄弟の全弟となります。
ここまでのキャリアは3戦1勝となっていますが、後方から競馬を進めて目標となる馬がいれば闘争心むき出しで追いかける姿はまさにオルフェーブルやドリームジャーニなどの全兄を彷彿とさせる走りです。
前走はデイリー杯でもシンガリから競馬を進めて上3Fは全馬トップタイムの33秒6で回っています。
相手が強くなった方が力を出せる血統ですので、兄ドリームジャーニーが制したこの舞台で、いきなりのG1制覇も期待がかかります。
父馬ステイゴールド産駒は2歳重賞での成績も高く大舞台で強いデータも出ています。
キャリアだけで見れば現時点ではまだ物足りない面もありますが、潜在能力は間違いなくトップクラスの良血馬ですので注目をしていきたいです。

~当然注目したいディープインパクト産駒~

先週の血統コラムでも紹介している通り阪神外回り芝1,600mではディープインパクト産駒が圧倒的に強いデータがでています。
先週の阪神JFでも唯一のディープ産駒ショウナンアデラが出遅れる不利がありながら制したレースを見ると、今回も抑えておきたい存在になります。
朝日杯FSではダノンプラチナとアンビシャスの2頭のディープインパクト産駒が登録されました。
2頭に共通して言えるのは、ショウナンアデラに比べると、母と母父系の血統が弱い印象があるのも正直な所。
母父にはミスタープロスペクター系の血統が入っている事。
あらゆる血統と万能に配合するディープ産駒とは言え、定番配合の母父ノーザンダンサー系と比べるとミスタープロスペクター系になると勝率は大きく下がるデータもあります。
それぞれの母馬・母父の産駒馬を見てもパッとしないのが正直な印象となり、先週のショウナンアデラに比べると期待値は少し下がりそうです。
アンビシャスはキャリア1戦で抽選漏れの可能性が高いですが、500万下まで勝っているダノンプラチナは前走のベゴニア勝で圧勝。
まだまだ底を見せていない大器の片鱗を見せていました。
全体的に見てもディープインパクト産駒が阪神1,600mに強いのは明らか。
アンビシャスも新馬戦圧勝で出てくれば2頭ともこのメンバー相手でも勝てる力は充分に持っています。

~持ち時計抜群のクラリティスカイ~

競走馬の過去の戦歴を見て注目したいのがクラリティスカイ。
前走のいちょうSでは東京芝1,600mでレコード勝ち。
前々走の未勝利戦では阪神芝外回り1,800mをレコードタイムまで0.2秒と迫る好タイムで圧勝。
父馬クロフネ産駒はマイルと阪神競馬場の両方で結果が出ていないデータがありますが、クラリティスカイは既に距離も阪神外回りでも好タイムで勝利を上げているのが注目点。
母馬タイキクラリティからは1歳上の半兄で重賞でも活躍しているクラリティーシチーがいて、キングカメハメハとの配合ですが1,600m~2,000mを得意としている馬です。
母父はスペシャルウィークでマイルなど根幹距離を得意としている血統。
スピードとスタミナを兼ね備えていて柔軟性もある馬ですので、クロフネ産駒のデータを無視してでもここは期待できそうです。

~不気味な存在のペプチドウォヘッド~

ここまでキャリア2戦はダート1,800m。
新馬戦は7馬身差の圧勝。前走もちの木賞では3馬身差。
スタミナが必要な阪神外回り1,600mでも全く問題なさそうです。
ダート戦歴がネックとなりますが、走り方を見ていれば芝でも走れそうな後ろ足の力も使った軽快な走りを見せています。
去年のチャンピョンのアジアエクスプレスも同じダート2戦のキャリアから朝日杯を制しています。
父馬キングカメハメハは先週の阪神JFで紹介した通り、同コースへの適性は高くないです。そんな中先週はレッツゴードンキがG1制覇まであと一歩の走り。
見方を変えればこれまでキングカメハメハ産駒は中山で開催された朝日杯FSではアパパネとローズキングダムの2頭の勝ち馬を送り出している早熟血統。
母父バブルガムフェローも同レースを勝ち4歳で引退した早熟馬。現時点での完成度は高い馬と見て良さそうです。
人気が出ないようでしたら、打診買いしておきたい馬です。

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