有馬記念では、黄金配合でドリームレース抜群の成績を誇るゴールドシップに注目です。

血統で注目すべき有馬記念登録馬

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有馬記念は、血統による適性が顕著に現れるレースで、ディープインパクト産駒が苦手とする数少ないコースです。ステイゴールド産駒が近年は圧倒的なコース適性を誇ります。

2014年有馬記念(G1)血統診断

血統鑑定士S氏血統解説

12月28日(日)中山競馬場10R第59回有馬記念(G1)

ついに今年も年末の最大イベントとも言える有馬記念が開催されます。
凱旋門賞帰りとなるゴールドシップや、秋競馬のビッグタイトルジャパンカップで圧勝して完全復活したエピファネイアが注目度を増すなど、1年の締めくくりの有馬記念にふさわしい、今年の中央競馬で最も豪華といえる馬が登録馬として名を連ねました。
注目の血統情報について紹介していきます。

注目すべき点

~やっぱり今年も最注目はゴールドシップ~

ファン投票で出走馬が選ばれる有馬記念は、宝塚記念と並んでドリームレースと呼ばれています。
ビッグレースと評価され、G1レースの中でもトップレベルの売上を誇る2大ドリームレースですが、それぞれコースが他のビッグレースとは違い独特な環境で行われる特徴があります。
まず一つ目の特徴は非根幹距離で行われるという事。
中央競馬のG1競走で非根幹距離で行われるレースは5つ(芝に限定すれば4つ)で有馬・宝塚・菊花賞・エリザベス・チャンピオンズC(旧JCD)になります。
根幹距離と非根幹距離については、当サイトの競馬応用知識で詳しく説明しております。
そして、最後の直線が短いコース(中山310m・阪神360m)・ゴール前が上り坂になっている。
といった他のビッグレースと比べても一味違った環境で行われるのもドリームレースの特徴です。
当然適性が重要になるレースで、2,500mを走りきれるスタミナだけでは力を出しきれない馬も多いです。
そんな中ドリームレースで圧倒的な適性を見せているのが、ステイゴールド産駒。
過去2年の中山芝2,500m種牡馬別成績で見ると1位のステイゴールドが8勝で勝率22.9%・連対率31.4%と好成績を残していて、2位が2勝となっているのを見ると、開催自体が少ないコースとはいえ、ずば抜けた数字となっています。
そのステイゴールド産駒の中でもドリームレースで活躍しているのが、母父メジロマックイーンとの配合の近年再注目の配合馬。
既にステイゴールドは有馬1勝・宝塚2勝しているだけではなく、有名なオルフェーブル・ドリームジャーニ兄弟もそれぞれドリームレースで勝っています。
これだけ顕著に適性が出る血統も珍しく、今年も血統で最注目なのはゴールドシップで適性という面では他の馬を大きくリードしています。

~ディープインパクト産駒の適性に黄色信号~

ディープインパクトは現役時代には有馬記念と宝塚記念を制してしますが、産駒馬の有馬記念は過去に1頭のみの出走で15着という内容。
データが少なすぎるので参考にはしにくいですが、今年だけでG18勝を挙げて現役最強種牡馬の称号を手に入れている最大のライバルはここまでドリームレースの勝利がなく適性には明らかに不安があります。
ディープ産駒がドリームレースで活躍しないというデータもステイゴールド産駒が圧倒的な実績を残した要因となっています。

~ステイゴールド産駒は全般的に期待できる~

先週の朝日杯ではオルフェーブルの全弟のアッシュゴールドが注目を集めるなど、常に注目を集めるのは母父メジロマックイーンとの黄金配合ですが、母父に関係なく、ゴールドシップ全般は高いコース適性が期待できます。
上述で紹介した種牡馬別コース成績を見てもらえれば一目瞭然ですし、今年の登録馬のオーシャンブルーは昨年10番人気ながら2着に入り、ドリームレースで結果が出ていないナカヤマナイトも2,500mという距離に不安はありますが、中山・非根幹距離で重賞2勝。
フェノーメノは同コースで行われる日経賞を勝ち、セントライト記念も勝っているなど、ステイゴールド産駒は全馬高いコース適性が
期待できます。
ここで紹介した3頭の中で最も注目したいのはフェノーメノ。
有馬記念では馬齢も変わる年替りの時期という事もあってか、過去10年一度も6歳馬以上の馬は有馬記念で勝っていないデータも出ています。
過去2戦では凡走が続いてますが、天皇賞・春を2連覇したスタミナと適性抜群で実績のあるコースに戻った事で、本来の輝きが戻る可能性は充分にあるでしょう。

~ジャパンカップ圧勝で注目のエピファネイア~

今年の秋競馬で最も株を上げたのは豪華なメンバーが揃ったジャパンカップで圧勝したエピファネイアです。
意外な事にシンボリクリスエス産駒は有馬記念初出走となります。
産駒馬全体の成績で見れば、中山競馬場や距離2,500mでの適性もまずまずといった内容。
最も注目したいのは父シンボリクリスエスの現役時代の成績。有馬記念を連覇していて、2003年には2分30秒5で当時のコースレコード。
レース史上最大の9馬身差という記録にも記憶にも残るレースをした馬です。
ジャパンカップの圧勝劇を見れば、シンボリクリスエスの現役時代の横綱競馬を彷彿とさせる馬で遺伝子はばっちり受け継がれています。
レースローテーションや勢いという意味でもポジティブなエピファネイアは当然注目の1頭となってくるでしょう。

~距離の不安が払拭されたジャスタウェイ~

2,000mの距離に不安があったジャスタウェイは前走のジャパンカップで凱旋門賞帰りのレースで2着に入り、有馬記念へつながるレースをしてくれました。
ハーツクライ産駒はこれまで有馬記念は3頭出走して[0103]となっていますが、種牡馬別コース成績ではハーツクライ産駒は過去2年で2勝に2着3回とステイゴールド産駒に次ぐ2位となっています。
コース適性には問題がなく、距離の不安も少なくなったジャスタウェイは実力は当然このメンバーでもトップクラス。
多少はスムーズに折り合いを付ける事が2,500mを走りきる条件になりますが、ジャパンカップで1戦叩いた上積みも期待できます。

・今年躍進したハーツクライ産駒は単穴候補

2014年の後半はディープインパクト産駒が圧倒的な強さを見せていますが、前半に輝き今年飛躍した種牡馬はハーツクライ産駒。
ダービーを制したワンアンドオンリーなど、このメンバー相手でもポンと勝ってしまってもおかしくない素質馬が登録されています。穴単を狙うならこの辺りが狙い目か!?

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