アメリカAJCCでは1強ムードが強いゴールドシップに注目が集まっています。

血統で注目すべきアメリカAJCC登録馬

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アメリカAJCCは注目馬のゴールドシップが血統適性でも申し分内容となっていて強く期待をしたい馬です。その他ディープインパクト産駒は適性があり、ハーツクライ産駒は適性に不安があります。

2015年アメリカAJCC(G2)血統診断

血統鑑定士S氏血統解説

1月25日(日)中山競馬場11R第56回アメリカAJCC(G2)

今週末の注目レースはゴールドシップ参戦で話題を集めるアメリカAJCC(アメリカンジョッキークラブカップ)が開催されます。
ゴールドシップの他にも重賞実績ある馬が多数参戦し見所満載のレースとなります。
中山芝2,200mはコース適性も重要で、開催実績も少ないコースですので、血統が予想の重要な要素となります。

注目すべき点

~ここでは、つまづきたくないゴールドシップ~

多数の実績馬が参戦しますが、その中でもズバ抜けた実績があるのがゴールドシップです。
昨年末の有馬記念は0.1秒差の3着となり、コース適性の高さを見せつける安定感でした。

・有馬のコース(芝2,500)と大差無いコース

中山の芝2,200m以上ではステイゴールド産駒が強いデータを残していて、開催回数が少ない距離ではありますが、過去2年種牡馬別成績を見ると、1位の4勝を挙げています。
勝率で見ると10.5%と平凡な内容ですが、出走回数が勝利数2位のディープインパクト産駒の2倍ほどある事を考えれば、適性が高く、各厩舎のステイゴールド産駒が積極的に使っている内容となっています。
同コースは2角・3角がトリッキーとなる中山外周りコース。
3角付近に用意されたスタート地点の2,500mに対して、4角ポケットからのスタートとなる2,200mではスタート後の直線が長く、枠の内外に対する優劣は少なくなります。
有馬記念が行われる2,500mのコースと比べて、距離が300m短い。
スタート後の直線が長いという違いはあるものの、中山外周りコースを1周以上する非根幹距離として、共通している要素は多くなります。
こうなれば当然、期待がかかるのが血統適性抜群のゴールドシップです。
今回は他にも、オーシャンブルーとマイネルメダリストの合計3頭のステイゴールドシップが登録されましたが、実績を見れば迷わず
ゴールドシップを推すことができます。
有馬記念との最大の違いは、距離が変わる事というよりも、相手が弱くなる事。
前走敗因のひとつに挙げられた、外枠による不利も、今回は例え大外枠でも前走より不利が少なくなります。
凱旋門賞から休み明けで挑戦した有馬記念で1戦使った上積みも期待でき、こんな所ではつまづく事なく、春のG1に向けて弾みをつけて欲しい馬です。

~ここでは期待ができるディープインパクト産駒~

有馬記念時の血統コラムでは、中山芝2,500mではディープインパクト産駒の適性が無いと紹介しています。
結果的には昨年末のレースではディープ産駒のジェンティルドンナが勝ちましたが、同産駒馬の中でも歴代最強牝馬で馬が強かったのと、好枠の中スローペースで楽に折り合いを付けられた部分もあり、産駒馬全体の適性が低い事はまだ覆されていません。
しかし今回の中山芝2,200mで見ればディープインパクト産駒は過去2年種牡馬別成績でステイゴールドに次ぐ2位で勝率15.8%連対率26.3%と高い成績を残しています。
距離とスタート位置が変わる事で、逃げ差しの脚質がほぼ互角な内容になる同コースでは自在性と万能性が高いディープインパクト産駒は適性を発揮できるコースとなっています。
今回はアデイインザライフ、エックスマーク、ディサイファ、パッションダンスの4頭が登録されています。
実績で見ると冴えないメンバーにも見えますが、安定したデータが出ている血統だけに、軽視はできない存在となりそうです。

この中で今回最も注目したいのがパッションダンス。過去には新潟大賞典を勝った実績もありますが、その後脚部不安により1年6ヶ月の休みが入りました。
復帰戦の金鯱賞では大敗しましたが、中山金杯では4着と復調の兆しを見せました。
中2週ですが、馬体が減りにくい今の時期ではネックとなりませんし、精神面では体調面でも休みが長かっただけに、使った分だけ上積みも期待できそうです。
母馬キッスパシオンはサンデーサイレンスとの配合で重賞4勝のアドマイヤキッスもいて、良血馬だと評価できます。
大きく馬体重を減らさずに出てくれば期待できるかもしれません。
その他ディサイファにも注目が集まりますが、距離に不安があり、過去2,000mを超えるレースは前走のJCを含めて2回あり、どちらも2桁着順なのがネックとなります。
本来であれば1,800mと2,000mが合う馬。2,200mは初めての挑戦となりますが、2,000m超えは不安も大きくなります。

~コース適性に不安のあるフェイムゲーム~

前評判の時点では、ステイゴールド産駒に対抗する馬の筆頭とされているのがフェイムゲームです。
前走は東京2,200mのアルゼンチン共和国杯を勝ち、昨年のAJCC3着と一見適性が高そうに見えますが、ハーツクライ産駒は中山芝2,200mでは過去2年勝っていません。
フェイムゲームの昨年の3着も最内枠から、内側をロスなく周り折り合いを付け、4角で若干外に出しましたが前崩れのレースで展開が味方した要素も強かったです。
重賞3勝の実績馬ですが、コース適性という面では、黄色信号といった内容です。

~札幌記念のリベンジを狙うエアソミュール~

エアソミュールは昨年夏、ハープスターが快勝しゴールドシップが2着に入ったレースでは5着につきながら、1着・2着とは大きく離される内容。
その後毎日王冠で重賞2勝目をあげて、今回は抜群に中間の気配が良く巻き返しのチャンスは充分あります。
最近の戦歴を見ると2,000m以下の馬という印象がありますが、1,000万条件・1,600万条件と京都2,200mで連勝した事もある馬で距離適性は問題なし。
中山2,200mを走るのは初めてですが、ジャングルポケット産駒は過去2年種牡馬別成績2位に入る実績もあり、コース適性が期待できる馬だと評価できます。
札幌記念ではゴールドシップに差を付けられましたが、舞台が変わり巻き返しのチャンスも充分です。

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