京都記念はディープ産駒の良血馬キズナとハープスターの対決に注目です。

血統で注目すべき京都記念登録馬

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京都記念は昨年と一昨年にそれぞれ凱旋門賞に挑戦したキズナとハープスターの対決に注目が集まり、その他の対抗馬は血統適性に不安が残る内容です。

2015年京都記念(G2)血統診断

血統鑑定士S氏血統解説

2月15日(日)京都競馬場11R第108回京都記念(G2)

今年の京都記念は一昨年のダービー馬で凱旋門賞6着のキズナと昨年の桜花賞馬で凱旋門賞4着のハープスターが登録馬で名を連ねる
G2競走ではもったいないくらい豪華な対決が期待されるレースとなりました。
2強ムードが強まる中、ラブリーデイやハギノハイブリッド・ラブイズブーシュなどの重賞を勝っている実績馬も多く、今週末最注目のレースとなっています。

注目すべき点

~血統的にも飛び抜けているハープスターとキズナの2頭~

京都記念が行われる芝2,200mは外回りコース。
もちろん強い血統はディープインパクト産駒で、同コース過去2年種牡馬別成績ではズバ抜けた成績を納めています。
注目馬の2頭もディープ産駒ですので、コース適性も申し分ない内容。
それぞれの母系の血統を見てみると、ハープスターは母馬ヒストリックスター。
不出走でデビューできなかった馬ですが、ノーザンダンサー系の血統で、言わずと知れたディープ産駒と抜群に相性の良い血統。
2歳上にピュアソウルという500万条件までで引退した全兄がいますが、初仔だった全兄は現役時代馬体重が410kg~430kgと小柄な馬。
それに対して牝馬のハープスターはデビュー戦から474kgのバランスの取れた体格を持った馬。
もちろん母馬の代表産駒で唯一の成功配合とも言えます。
この母馬がなぜ未出走ながら、初仔からディープ産駒と配合させられたかというと、最大の理由は母母のベガになります。
現役時代に牝馬クラシック2冠したベガはその後繁殖牝馬になってからもアドマイヤドンやアドマイヤベガなどのG1馬を輩出している成功した繁殖牝馬。
そのベガが唯一残した牝馬の子供が母馬ヒストリックスターです。
当時ベガはサンデーサイレンス産駒との相性も抜群だった馬ですので、もちろんディープインパクト産駒とも相性が良いと期待される血統。
母父もファルブラヴとバランスの取れた良血馬と評価できます。

それに対してキズナは母馬がキャットクイル。
母父にはストームキャットでノーザンダンサーの発展系の血統です。
この母馬は半姉に代表産駒でG1を3勝した実績があるファレノプシスがいる注目の繁殖牝馬。
これまではブライアンズタイムとの配合が多かったのですが、初めてのディープ産駒との配合で成功したのがキズナとなっています。

血統的には母馬の繁殖牝馬としての実績で見ればキズナがリード。
大系列の血統で見ればハープスターがリードといった内容。
総合的に見れば同じディープ産駒の良血馬ですので、ほぼ互角の評価です。
過去の実績から来るコース適性を見ると、過去に同コースで行われた京都新聞杯や非根幹距離の適性も充分のキズナが一歩リード。
それに対してハープスターは非根幹距離はデビュー戦の1,400m以来の挑戦。
2,400mは凱旋門賞を含めて3回の挑戦があり、オークス2着、凱旋門賞6着、前走のジャパンカップ5着と考えれば、充分な実績にも見えますが、全体成績から考えればスタミナに多少の不安も残る内容。
適性距離は2,000m程といった馬です。

キズナは昨年の天皇賞・春以来の9ヶ月半の休み明けとなりますが、稽古量もばっちりで2週前からは稽古でも好タイムを出し始めています。
休み明け成績も[2.0.0.0]とポン駆けが利くタイプの馬で割引は不要。
前評判や今年躍進しそうな馬という期待値ではハープスターがリードですが、現時点で総合的京都記念に適性が強そうなのはキズナが気持ちリードしているといった感想です。

・もう1頭のディープ産駒、ヒラボクディープは穴馬候補

下記の内容も参照してもらいたいデータですが、注目馬の2頭に続く3番手候補の馬はコース適性に不安が多い血統となってきます。
そうなると期待が上がるのが、3頭目のディープ産駒のヒラボクディープです。
過去には青葉賞も制している一発性もある馬で、今回は11ヶ月の休み明けを1戦叩いた復帰2戦目。
ガラリと変貌を遂げる可能性も充分あります。
まだ5歳馬のディープ産駒ですので、衰えもなく成長性も期待できる1頭。軽視されるようであれば、狙い目の穴馬候補となりそうです。

~コース適性に不安なキングカメハメハ産駒~

京都記念の登録馬は12頭。
そのうち3頭が上記で紹介したディープインパクト産駒で、それと並ぶ3頭の登録があったのがキングカメハメハ産駒です。
年明けの中山金杯を制し、3番手候補筆頭のラブリーデイや距離適性が高いトウシンモンステラ、前々走の準オープンを同コースで制したスズカデヴィアスなどが名を連ねています。
各馬の実績を見れば適性は高そうにも見えますが、キングカメハメハ産駒の同コース過去2年成績を見てみると、ランキング3位タイの2勝を挙げているものの、全成績を見てみると[2.1.3.18]となっていて勝率8.3%。
連対率12.5%と割引が必要なデータが出ています。

・更にコース相性の悪いマンハッタンカフェ産駒

3番手争いの馬にも挙げられるラブイズブーシュはマンハッタンカフェ産駒。
同コース過去2年種牡馬別成績を見てみると[1.0.1.17]で勝率、連対率ともに5.3%と低い内容でこちらも割引が必要です。

その他、昨年の京都新聞杯を制したハギノハイブリッドや、比較的京都競馬場とは相性の高いアグネスタクオン産駒の2頭などは血統適性は悪くはありませんが、近走の成績を見れば、ハギノハイブリッドに若干の期待が残るものの、全般的には血統で見ても冒頭で挙げた注目馬2頭が群を抜いている内容となっています。

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