チューリップ賞は2歳時から実績がある馬とディープ産駒に注目です。

血統で注目すべきチューリップ賞登録馬

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桜花賞トライアルのチューリップ賞では、白毛にブチ模様のルックスで注目を集めるブチコの参戦で話題が集まっているレースとなっています。

2015年チューリップ賞(G3)血統診断

血統鑑定士S氏血統解説

3月7日(土)阪神競馬場11R第22回チューリップ賞(G3)

今週末からいよいよ春のクラシックのトライアルレースが開催されます。
グレードが高い日曜日の皐月賞トライアル弥生賞が今週最大のビッグレースになりますが、注目の血統馬が注目する桜花賞トライアルのチューリップ賞をピックアップして紹介します。

注目すべき点

~白毛にブチ模様の注目馬ブチコの実力派は?~

各メディアでも大きく取り上げている注目馬が希少な白毛の馬体に愛くるしいブチ模様が入ったブチコです。
ルックスという面では抜群のスター性がある馬ですが、果たしてクラシックでも通用する実力があるのかを血統と過去の戦歴から分析していきます。

・血統的には期待できない

ブチコの血統は父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンスの定番の血統。
注目すべきは母馬シラユキヒメで、数あるサンデーサイレンス産駒の中でただ1頭突然変異で生まれた白毛の産駒馬です。
突然変異の場合は白毛馬が産まれる可能性は1万~2万分の1と言われていて、まさに歴史的な種牡馬サンデーサイレンス産駒の奇跡の1頭となります。
シラユキヒメは現役当時、中央競馬では白毛馬が一切実績を残していない状態で、デビューが遅れて条件戦デビューとなった不利もあり、結局未勝利のまま引退しています。
それでも一度3着に入った実績があり、当時白毛馬が中央競馬で始めて馬券に絡んだメモリアルホース。
その後繁殖牝馬になってからは、メンデルの法則で50%で白毛馬が産まれる特性もあり、多くの白毛馬を輩出。
2004年生まれのホワイトベッセンは中央競馬で白毛馬初勝利をあげるなど、白毛馬の中では代表格の繁殖牝馬となっています。
産駒馬は全て条件戦止まりですがブチコはダート転向後2連勝でこの舞台に進んできました。
ダート初戦は8馬身差。500万条件は3馬身半差の圧勝で、産駒馬歴代最高傑作の呼び声もあります。
ただしシラユキヒメ産駒は全てダート適性が高い血筋。
キングカメハメハ産駒はチューリップ賞が開催される阪神芝1,600mの過去2年種牡馬別成績で勝率4.4%と苦戦しているコース。
コース適性という面では当然期待できません。

・芝適性は充分期待できる

ダートで豪快な連勝を挙げて、この舞台に進んできた実績ですがやはりネックは芝適性。
デビュー後3戦は芝で戦って勝利は挙げれなかったものの、2戦目は逃げてラスト1Fまではリードを保つ快走の2着。
3戦目は馬体重を-8kgと落とした中での4着ですので、適性はそれなりにありそうです。
陣営の方がコメントしている通り、芝で戦った2歳時と今の状態では成長性が大きく今なら芝で善戦してもおかしくない状態です。
問題は、桜花賞トライアルのチューリップ賞でも通用するか?という所。
ダートの圧勝劇を見れば、人気が薄ければ抑えておいても良い馬ですが、人気が過剰反応する事を懸念すると、やはり現時点では馬券に絡めにくいというのが率直な評価です。
中央競馬を盛り上げる為には、例え馬券を変えなくても是非とも、3着以内を目指してもらいたいと思える馬です。

~注目馬情報~

ブチコの話題をクローズアップしすぎてしまったので、注目馬情報は簡単に紹介していきます。

・レッツゴードンキ

ブチコや前走阪神JFでも紹介している通り、本来キングカメハメハ産駒は阪神の芝マイルには適性が低いデータがあります。
しかし前走は阪神JFでも2着に入った実績があり、ここまでキャリア1勝ながら、強い馬を相手にしても勝ち負けの勝負ができる安定性を見れば、ここでも有力馬の筆頭となりそうです。

・クルミナル

今年デビューした注目株。ここまで2戦2勝で上3Fが速いタイムでこなしている点で魅力を感じます。
過去2戦はいずれも京都のマイルコース。阪神外回り芝1,600mも当然期待できます。開幕2週目という事もあり、持ち前のスピードが活きる事にも期待。
阪神芝外回り1,600mと言えばディープインパクト産駒の独壇場となっているコースでもあります。
主牡馬別過去2年成績では2位の6勝を大きく上回る26勝。セオリー通りに考えれば、迷わず抑えときたい血統馬です。
今回はディープインパクト産駒がクリミナルの他に、アンドリエッテ、コンテッサトゥーレ、タッチングスピーチと登録馬に名を連ねています。同じく2戦2勝のコンテッサトゥーレにも注目が集まっています。

・ロカ

阪神JFでは1番人気に推された注目の素材馬。
現時点でもデビュー戦のような走りをされれば、これだけの相手でも豪快に差しきれるだけの力は持っています。
前走のクイーンカップでも、出遅れが響いて3着。スタートさえ上手くいけば、桜花賞でも再び優勝候補に名を連ねるだけ素質は持っています。
前走も今回も入念にゲート練習は行っています。実践4戦目になって、そろそろ改善も期待したい。
ハービンジャー産駒は今年に入っても8勝とまずまずの内容。今回はデムーロ騎手に乗り替わりにも期待したい。

・マンハッタンカフェ産駒にも注目

同コースで強い産駒馬はディープインパクト産駒となっていますが、少ない戦歴の中で結果を出しているのがマンハッタンカフェ産駒です。
過去2年種牡馬別成績を見てみると、出走回数が少ないながら2位タイの6勝をあげ、勝率16.7%、連対率25%といずれもディープ産駒に次ぐ好成績をのこしています。今回の登録馬ではシングウィズジョイとレッドカーラが登録しています。
血統適性という面ではマンハッタンカフェ産駒の2頭も軽視できない存在です。

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