高松宮記念注目馬の予想に役立つ血統情報を紹介しています。

血統で注目すべき高松宮記念登録馬

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春競馬のG1第1戦の高松宮記念では、初挑戦の距離の注目馬や海外勢の参戦など見所満載。血統で期待できそうな馬はストレイトガールとエアロヴェロシティです。

2015年高松宮記念(G1)血統診断

血統鑑定士S氏血統解説

3月29日(日)中京競馬場11R第45回高松宮記念(G1)

いよいよ今週末から春競馬のG1シーズンが到来します。
2015年芝競走のG1第1弾にもなるのがスプリント王最強決定戦の高松宮記念です。
今年も中京で開催される同レースでは、昨年王者のコパノリチャードをはじめ、素質馬として注目されながら結果が出せない中、前走で変身のレースを披露したミッキーアイル。
トライアルレースを勝ったダイワマッジョーレ、そして昨年12月の香港スプリント(G1)勝ち馬のエアロヴェロシティと豪華なメンバーが揃いました。
昨年のレースは1,200mの距離初挑戦のコパノリチャードが勝利をして、今年もミッキーアイルやダイワマッジョーレなど注目馬で距離初挑戦という馬も多くいます。
スプリント界の絶対的王者が不在の今年の高松宮記念では血統適性の見極めも重要なレースとなりそうです。

注目すべき点

~注目の血統馬はストレイトガール~

過去2年中京芝1,200mの種牡馬別ランキングを見ると、このコースに強いのはサクラバクシンオー産駒、フイキセキ産駒、キングカメハメハ産駒、
アドマイヤムーン産駒となっています。
その中でキングカメハメハ産駒は今回は不在。父馬から見る良血馬は、ストレイトガール、トーホウアマポーラ(フジキセキ産駒)、アフォード(サクラバクシンオー産駒)、ハクサンムーン(アドマイヤムーン産駒)となっています。

その中でも最注目なのがストレイトガールです。
フジキセキ産駒は過去2年種牡馬別成績で[4.1.5.14」となっていて、勝利数ではサクラバクシンオー産駒とキングカメハメハ産駒の5勝に次ぐ単独3位となっていますが、注目べきは3着内率の高さ。
3着内率41%は他の馬を圧倒している数字と言えて、高い安定性も期待できます。
母父には現役時代にスプリンターズSを勝ったタイキシャトルとなっていて、大血統をたどればヘイロー系同士の血統となっている事も特徴です。
フジキセキ産駒は中京競馬場での結果は平凡ですが、東京と新潟で好走している事もあり、左回りは得意な血統。
ストレイトガールの中京での実績は昨年の高松宮記念のみで、その時は1番人気におされながら、3着と敗れましたが先行ポジションの中、無駄に4角で外を回ったのも敗因。
昨年はその後スプリンターズSで2着、香港スプリントで3着と結果を出してきた馬。
再び中京に戻る事で期待値上昇。
昨年からの衰えも感じなく、力を出せれば勝ち負けの競馬ができるでしょう。

~ミッキーアイルは外枠希望!?~

前走はこれまでと調教方法を変えたのが成功して阪急杯2着に入って、ここでは一躍本命候補になりました。
本来不良馬場を得意としていないスピード型の馬という事を考えれば着順以上に評価できる内容です。
ディープインパクト産駒は、本来は1,400m以上が望ましくスプリントG1の勝利はありません。
それでも産駒馬の全成績では1,200m以下でも10%を超える成績を残しているので、極端に適性が悪い訳ではないです。
母馬スターアイルは現役時代は条件戦止まりで、ダートを得意としていましたが、1,000m~1,200mを得意としていた血統。
母系の血統はディンヒル系で、今注目のハービンジャー産駒と同じ系列。
サンデーサイレンス系列との相性の良さも定評が高く良血統と評価できます。
ここまでの6勝は全て逃げ切り勝ちで、前走は後ろからの競馬を試すと公言していたにも関わらず馬場状態が悪化した事から先行ポジションでの競馬。
距離短縮の今回も逃げ・先行でくる事が予想されています。
スプリンターを相手にしてもヒケを取らないスピードと、逃げの血統を考えれば、勝てるチャンスは充分あります。
中京芝1,200mは改修後のデータを見れば外枠が有利(特に5~7枠が好走実績有り)となっていて、内枠は混雑に巻き込まれて不利を受けやすいコース。
スタート自体は苦手ではないですが、初めてのスプリントで無理にポジション争いに加わるよりかは、外枠でスムーズに折り合いを付けた方が良さそうです。
相手もそこまで強くない事を考えれば、本命馬候補と期待して良い馬でしょう。

・同じディープ産駒のレッドオーヴァルも侮れない

また同じディープインパクト産駒からは、昨年のスプリンターズS3着で、前走休み明け+12kmの馬体を叩いて得意距離に戻るレッドオーヴァルにも期待がかかります。
こちらの母馬はコートアウトで、短距離適性が高い馬でも有名です。
代表産駒には安田記念を勝ったストロングリターンや今年のクラシックで期待されているコートシャルマンなどもいます。
そのコートアウトと唯一のディープ産駒なのがレッドオーヴァル。血統だけで見れば、ミッキーアイルよりも良血とも評価できます。
過去2走は大敗でしたが、仕上がりが良ければ優勝候補の一角です。

~エアロヴェロシティの実力は?~

今年の高松宮記念では2003年依頼12年ぶりに外国馬が挑戦しに来てくれました。
それも昨年12月の香港スプリントを勝った馬ですので、中央競馬としては非常に嬉しい外国勢の参戦と捉えているでしょう。
エアロヴェロシティの血統は父馬ピンズ。
現役時代には重賞4勝を挙げ、産駒馬でも既にG1馬を8頭輩出している実績のある種牡馬です。
血統はトムフール系で日本では過去に一部入ってきた事もありましたがほとんど馴染みのない血統。
全般的に1,800m以下の適性が高く、スピードに定評がある血統。
祖父のスニペッツもG1頭9頭を輩出した名種牡馬の実績がある血統といえます。
母系はステイヤー気質のある血統ですが、父系の血統を強く引き継ぎ、適度に母系のスピードとスタミナも入ってきている事から、
ここまで[8.3.1.6]と安定した成績を残してきた安定性に繋がっているとも言えます。

現在日本馬では、サクラバクシンオーやフジキセキなどの短距離に強い種牡馬はいますが、他の距離の代表産駒に比べれば、劣っている内容。
世界で通用するような馬も、スプリントではあまり出ていないといえます。
現在絶対的王者不在となっている日本のスプリント界に殴り込みをしてきた、世界的スプリンター。
芝質や輸送の不安はありますが、本来の力さえ出し切れれば日本馬相手でも、頭一つ抜けた実力を持っていると評価できる馬です。

~注目のダイワメジャー産駒は~

昨年初挑戦の距離で勝利したコパノリチャード。
その昨年のコパノリチャードと同様に阪急杯勝利から初挑戦の距離で挑むダイワマッジョーレと2頭の注目馬が登場するダイワメジャー産駒。
短距離適性は無い訳ではありませんが、本来は2,400mが強い血統。
中京1,200mの過去2年種牡馬別成績で見ると[3.3.0.40]となっています。
3勝のうち1勝が昨年の同レースと考えれば悪くはないのですが、やはり安定感に欠ける面は否めなく一発の要素に懸けているという印象の血統。
単穴候補としては面白いですが、注目馬として登場する2頭は、オッズが10倍以下では買いにくいといった印象です。
血統適性自体は少ない馬だけに、G1で産駒馬が連覇というのも考えづらいのが正直な印象。

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