東京優駿・日本ダービーでは注目馬はそれぞれ東京芝2,400mのコース適性には不安がありません。

血統で注目すべき東京優駿登録馬

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日本ダービーの登録馬で血統に注目できるのは、皐月賞馬のドゥラメンテを筆頭にリアルスティール、サトノクラウン、キタサンブラックや、ドゥラメンテの従兄弟のポルトドートウィユです。

2015年東京優駿・日本ダービー(G1)血統診断

血統鑑定士S氏血統解説

5月31日(日)東京競馬場10R第82回東京優駿・日本ダービー(G1)

今週はいよいよ最大のクラシックタイトルの日本ダービー(東京優駿)が開催されます。
皐月賞では着差以上に強さを見せつけた勝利の勢いで2冠を狙うドゥラメンテか、距離延長、東京へのコース替りでリベンジを狙う注目馬たちと青葉賞組の対決に注目が集まります。
今年のダービーは全部で26頭が登録されましたが、前評判が高い馬は

本命候補
ドゥラメンテ、サトノクラウン

対抗候補
リアルスティール、キタサンブラック

上位候補
ポルトドートウィユ、ミュゼスルタン、レーヴミストラル

以上の合計7頭が人気上位になる事が予想されます。
その他青葉賞2着のタンタアレグリアが若干人気が出そうな感じですが、残りの馬は高いオッズが付く事が予想されます。
皐月賞の混戦ムードから一点、今回は注目馬同士とその他の馬で、評価が綺麗に分かれている傾向があります。
注目馬を中心に血統診断情報を紹介していきます。

注目すべき点

~コース適性が高い種牡馬~

NHKマイルカップが開催される東京芝1,600mの過去2年種牡馬別成績を見てみると

1位ディープインパクト  [25.23.7.127]  勝率13.7% 連対率26.4%
2位ハーツクライ     [12.9.5.80] 勝率11.3% 連対率19.8%
3位ダイワメジャー    [11.4.8.72]   勝率11.6% 連対率15.8%
4位キングカメハメハ   [9.7.5.75] 勝率9.4%  連対率16.7%

9位クロフネ       [3.4.2.31]    勝率7.5%  連対率17.5%

このようになっています。

~東京のコース適性は高いが、レースデータでは不安も残るドゥラメンテ~

皐月賞の快勝で2冠の期待が大きく高まったのがドゥラメンテです。
秋には凱旋門賞にも登録を行い、勝っても3冠を目指すかは不明ですが、オークスを勝った母アドマイヤグルーヴの血筋を強く受け継いだ良血馬で実力は未だ底を見せていません。
父馬キングカメハメハも現役時代は日本ダービーを勝っていてクラシックの中では最も期待ができるコースです。
実際にドゥラメンテは東京競馬場で未勝利戦6馬身差、500万条件5馬身差の圧勝劇を演じているレースです。
キングカメハメハは産駒馬で見ればダービー成績は[0.1.1.10]と苦手にしています。
キングカメハメハと母父サンデーサイレンスは定番の良配合ですが、母父サンデーサイレンスの馬で見てもダービーはここまで[0.3.1.22]で未勝利。
2着は多くても勝ちきれていないのが現状です。
これまでの父キングカメハメハ × 母父サンデーサイレンスの配合馬の中でも素質はトップクラスですので、ダービーに弱いという血統のデータに
打ち勝てるかがポイントです。
また、ドゥラメンテは母馬譲りの激しい気質を持っています。ここまで全て連を外さない安定感はありますが、テンションが上がりすぎると全く走らず大崩する要素もあります。
母エアグルーヴはクラシックレースの秋華賞では、単勝1.7倍におされましたが、
レース前の大歓声で同様して10着に沈んだ経緯もあり、皐月賞の勝ち方だけで、勝って当たり前と高く評価しすぎるのは危険な匂いもあります。

~前走6着でも評価は落ちないサトノクラウン~

サトノクラウンは無敗のキャリアで望んだ皐月賞では1番人気におされながら6着に沈みました。
皐月賞の血統コラムでも紹介していますが、父マルジュは日本では知名度は低いですが世界各国で9頭ノG1馬を輩出している有名な種牡馬。
素質は非常に高く、弥生賞では直線での躍動感が強く印象に残っています。
皐月賞では馬体重-8kgで万全ではなかった印象も若干ありました。前走は4角の不利が大きく外を回っての6着は着順以上に高く評価できます。
ドゥラメンテ、リアルスティールとは差が付いてしまいましたが、直線が長く末脚を活かせる東京コースに戻れば、充分に巻き返せる着差だと評価できます。
2歳時には東京コースで東スポ2歳Sを含めて2勝している得意コース。
血統的にも距離が伸びる事は歓迎で前走以上に期待値は高いと評価できます。

~オークスでも力を見せつけたディープ産駒のリアルスティール~

先週のオークスではディープ産駒のミッキークインが快勝。3着にもクルミナルが入り血統の高さを示しました。
東京芝2,400m過去2年成績を見ても、ディープインパクト産駒が10勝で2位のキングカメハメハ産駒の5勝を大きく上回っています。
ドゥラメンテとマッチアップした共同通信杯でも快勝していて、皐月賞では力負けしても、コース替りで巻き返しのチャンスは充分あります。
全兄のラングレーも東京芝2,400mで2勝をあげています。
3歳ながらレースの上手さが光る馬で折り合いに問題がなく距離延長に対する不安は全くありません。
母系の3代前の血統は世界的名馬のミスタープロスペクターとミエスクの超良血統も入っています。
ここに来て2着が2回続いていますが、血統を見てもまだまだ伸びシロもあり、ドゥラメンテに人気が集中すれば積極的に買ってみたい注目馬です。

~皐月賞でも結果を出したキタサンブラック~

ブラックタイド産駒は、今年のコラムや予想で度々紹介していますが、今年に入ってブレイクしている血統。
産駒馬全成績では勝率5&弱ですが、今年に入ってからは勝率9%弱。その中でもオープン特別以上のレースでの好走が光っています。
キタサンブラックは東京コースで2勝していて、ここまで距離は1,800m~2,000mのみの戦歴。
母父はサクラバクシンオー産駒で瞬発力があるスプリンター系の血統ですが、ブラックタイドとの配合で適度にバランスが良くそれぞれの遺伝子を
引き継いだ印象。全般的にはブラックタイドの血筋が強く、スピードよりも粘りの走りが魅力の先行馬。
距離延長に対する不安もなく、自分の力は出し切れるタイプ。
展開次第では勝てる力を充分持っていますし、手堅く上位争いをしてくる安定感が魅力です。

~ドゥラメンテとは従兄弟の関係!?上位候補で再注目はポルトドートウィユ~

上位候補で紹介している3頭の注目馬の中でも、特に血統で期待できるのがポルトドートウィユです。
母の母はエアグルーヴでドゥラメンテとは従兄弟の関係にあたります。
父馬はディープインパクトで血統を見れば東京芝2,400mの適性や、父馬のアドバンテージを見ても、ドゥラメンテに劣らぬ良血統です。
エアグルーヴにはダービーに弱いという繁殖牝馬としてのデータがありますが、ディープ産駒はすでに2頭のダービー馬を輩出しています。
父系の血統の適性を見ても大きく期待できる馬です。
ここまでのキャリアでは若葉Sでのみ3着以内を外しましたが、3着まではハナ差のレース。
相手が強くなっても、それなりに好走できる力と安定感を持っています。

そのポルトドートウィユを抑えて京都新聞杯を勝ったサトノラーセンもディープインパクト産駒ですが、
血筋は馬体から見る馬のポテンシャルを考えれば、素質を高く評価できるのがポルトドートウィユです。

その他青葉賞を勝ったレーヴミストラルやNHKマイルカップ3着のミュゼスルタンはそれぞれキングカメハメハ産駒
同コース過去2年種牡馬別成績を見ればディープインパクト産駒に次ぐ2位で適性は高いです。
ただ、同じキングカメハメハ産駒で本命候補のドゥラメンテに比べると、母系の血統が劣ります。

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