宝塚記念登録馬の血統診断では、ゴールドシップ以外にも期待できる馬を多数紹介しています。

血統で注目すべき宝塚記念登録馬

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宝塚記念では、黄金配合の血統と抜群のコース適性で3連覇の期待がかかるゴールドシップの1強ムードがある中で、勝てるチャンスを持っている良血馬も多く波乱の要素も大きいレースです。

2015年宝塚記念(G1)血統診断

血統鑑定士S氏血統解説

6月28日(日)阪神競馬場11R第56回宝塚記念(G1)

早いもので今年の春のG1競走も残りは今週の宝塚記念のみとなりました。
上半期を締めくくるビッグレースですが、キズナやロゴタイプは出走を回避。今年の注目馬だったハープスターは怪我で引退。
イスラボニータも復帰が間に合わず例年と比較すると若干さみしい顔ぶれになりました。
注目は3連覇の期待がかかるゴールドシップ。天皇賞を快勝してここでは1強ムードが強まっています。
その他、ヌーヴォレコルト、ラブリーデイ、ラキシスあたりが前評判が高い実績馬です。
注目馬の予想に役立つ血統診断を紹介します。

注目すべき点

~圧倒的強さを誇るステイゴールド産駒~

血統で見れば今年も最注目なのがゴールドシップ。
09年以降の6年で産駒馬5勝。そのうち4勝が父ステイゴールド、母父メジロマックイーンの黄金配合です。
過去10年で見ても最も多く連対しているステイゴールドシップは阪神芝2,000mに圧倒的なコース適性を誇ります。
天皇賞春を快勝した事で期待値上昇。3連覇に死角なしと見る動きが強まっています。
一番の不安要素は6歳になった馬齢。前走で衰えの心配は払拭しましたが宝塚記念では4歳馬が強いデータも出ています。
3,000m超えの長丁場のレースでは連勝していますが、その前のAJCCの2,200mでは7着、昨年末の有馬記念は3着。
距離短縮で決めてを欠く可能性もあります。
オッズを見ながら単勝1倍台などになるようであれば、無理に強気なガチガチ馬券で勝負するのはリスクを感じる面もあります。
いずれにしても、血統、実績の面では文句のつけようがありません。
過去2年と違う所は産経大阪杯、天皇賞のローテーションの中で今年は本来苦手とする天皇賞を快勝した点。
当日のパドックを見て、前走の反動がないかだけは要チェックポイントです。

~昨年の再現はあるか?カレンミロティックの可能性~

昨年の宝塚記念で9番人気から2着に入って馬単万馬券の立役者になったのがカレンミロティック。
その後は香港挑戦もあり3戦しかこなしていませんが、前走の天皇賞春でも3着に入り大崩れしない安定感にも注目です。
父馬ハーツクライ。母父は北米を代表する名馬のエーピーインディです。母系の血統を見るとエーピーインディの孫世代の実績を見ても本格的北米ダート血統。最終週で荒れた馬場での開催になる宝塚記念ではこうした馬力がある母系の血統が生きてくる可能性があります。
レースデータでは7歳以上の馬は極端に成績が悪いデータも出ていますが、ブレイクしたのが5歳冬と遅咲きの晩生型。
人気がでなければ、狙い目の馬として注目しておきたい。

~今春大ブレークのキングカメハメハ産駒~

今年の春競馬で存在感を示したのがキングカメハメハ産駒。今年の宝塚記念では4頭が登録馬で名を連ねています。
その中でも最注目なのが2015年重賞3勝のラブリーデイです。
天皇賞、阪神大賞典の長距離では結果を出せませんでしたが、前走の鳴尾記念で快勝。今年の京都記念ではそうそうたるメンバーを相手に大金星。
距離2,200mに短縮のここではG1初勝利への大チャンスです。
キングカメハメハ産駒は阪神芝2,200mの過去2年種牡馬別成績で1位タイの4勝をあげていてコース適性も充分。
今年に入ってこれで6戦目と詰めて使われてきた疲労感だけが不安材料ですが、中間の気配も元気いっぱい。
力を出し切れれば勝ち負けの勝負が期待できます。

さらにもう1頭ピックアップしたいのがディアデラマドレ。今年はマイル2戦で結果が出ませんでしたが、本来の適性距離は2,000m前後。
昨秋のエリザベス女王杯3着の実績も侮れません。
宝塚記念では過去10年で牝馬が7回出走して、5回馬券に絡んでいます。今年は4頭の牝馬が登録しましたが、注目馬も多く牝馬勢の躍進に注目。
ディアデラマドレは阪神で3戦3勝の実績もあります。
過去に負けた事のある相手でもコース替りによる巻き返しのチャンスは充分です。

~牡馬相手でも死角なし!黄金配合の良血馬「ラキシス」~

ゴールドシップの黄金配合ばかりが注目されていますが、父ディープインパクト、母父ストームキャットも現役馬を代表する黄金配合のニックスです。
2週前のエプソムCで惨敗の2着でしたが、今年ブレイクする予感のサトノアラジンを全弟にも持っている良血馬。
前走産経大阪杯では復調の兆しを見せたキズナを抑えての勝利は高く評価できます。牡馬相手でも通用する事は証明済み。
同じ2,200mのエリザベス女王杯で2着、1着と実績を残している得意距離であれば勝機ありです。
阪神コースも4戦3勝。産経大阪杯では不良馬場をこなしていてい、荒れた時計のかかる馬場も問題ありません。
前述で紹介している通り、牝馬の好走実績もあるレース。休み明けでも好走できる馬ですし、0.2秒差だった有馬記念以上に期待をしたい。

~4歳で成長する血統のヌーヴォレコルト~

カレンミロティックと同じはハーツクライ産駒。母はスプリンターでしたが父系のDNAを強く受け継いだ昨年のオークス馬です。
もともとハーツクライ産駒は4歳以降の成長に定評がある血統。今年も中山記念で同世代の注目牡馬のイスラボニータやトップレベルの古馬のロゴタイプを抑えての勝利。
最内をロスなくまわった作戦勝ちの要素もありましたが、そこから更なる成長の可能性を秘めています。
前走Vマイルは距離が合わなかったのが敗因。2,200mであれば見直せます。

~昨年のクラシック牡馬2頭の実力は?~

昨年のダービー馬のワンアンドオンリーは秋競馬では苦戦したものの、UAE遠征では3着に入り復活の兆しを見せています。
ヌーヴォレコルトと同じくハーツクライ産駒で、成長性を期待できる血統。休み明け成績も[1.0.1.0]でポン駆けをするタイプ。
昨秋の菊花賞を超絶なレコードタイムで勝利したトーホウジャッカルは今回8ヶ月の休み明け。
爪をぶつけて阪神大賞典を回避。天皇賞、鳴尾記念も出走回避してここまで伸びてしまったのは割引材料。
久しぶりの競馬でいきなり斤量58kmも重しになりそうです。
父馬スペシャルウィーク産駒は同コースでのデータが少ないですが現役時代はステイゴールドを抑えて宝塚記念を先着(当時2着で勝ち馬はグラスワンダー)
決して適性がない訳ではありません。稽古の動きは悪くないですが、デビュー戦のように大崩れする可能性は考慮しておきたい。

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