京都大賞典の予想では、コース適性が高い、ディープインパクト産駒のラキシスの巻き返しに期待です。

競馬予想に役立つ血統・適性診断!注目すべき京都大賞典登録馬

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天皇賞トライアルの京都大賞典では、血統の適性が顕著に現れていて、強い馬が力を発揮しやすいコースになっています。G1ホースたちのそれぞれの適性や、現在の充実度を徹底分析しています。

2015年京都大賞典(G2)血統診断

血統鑑定士S氏血統解説

10月12日(月)京都競馬場11R第66回京都大賞典(G2)

3連休開催となる今週の中央競馬では、天皇賞・秋のトライアル重賞が2レース開催されます。
その中で血統情報に注目したいのが、京都2,400mで開催される京都大賞典です。
高速馬場の京都競馬場は今週が開幕週ですので、スピード適性がより顕著に現れるレースです。
スタートは1コーナーのポケットからで1角までの直線は充分。外回りコースを使う事もあり、枠順や展開に左右されにくく、各馬実力を出し切りやすいコースです。
その証拠に京都芝2,400mの過去2年及び過去5年の種牡馬別成績をそれぞれ見てみると、どちらも共通して
1位ディープインパクト
2位キングカメハメハ
3位ハーツクライ
という結果になっています。これは先週末時点の今年のリーディングサイアTOP3と全く同じ内容になっています。
父馬だけに限らず、母馬の血筋や現在の充実度などから、一番力がありスピード馬場を得意にしている馬を探す事がポイントになってきます。
注目馬の血統情報について解説します。

注目すべき点

~コース替りで期待値大幅アップ!?今年の秋の主役を狙うラキシスは落とせない1戦に!!~

今年初戦の産経大阪杯ではキズナ・スピルバーグ・ロゴタイプを抑えての勝利。
2105年の主役になる事も予感させましたが、その後は宝塚記念、札幌記念と惨敗。
秋に向けて巻き返しを狙う1戦になります。血統で見れば、最も期待できるディープインパクト産駒です。
過去2年種牡馬別成績を見てみれば、ディープ産駒は勝率15.2%、連対率30.3%と抜群の安定感を見せています。
開幕週の馬場はプラス。馬場が荒れた宝塚記念や、洋芝の札幌記念と比較すれば、期待値は上昇します。
さらに過去10年のデータを見てみると、G1で5着以内の実績があり、なおかつ前走も重賞で5着以内の牝馬の条件で見てみると[2.0.1.0]と抜群の好成績を残しています。
この条件に当てはまった馬が全て5歳馬という点にも注目。過去10年の勝ち馬の馬齢を見てみると、5歳馬7勝、4歳馬3勝、6歳以上0勝という内容になっていて、条件が最も揃っている注目馬だと評価できます。
宝塚記念では、出遅れた上にスローペースで展開も悪く、8着ながら0.4秒差を考えれば決して割引する内容ではないです。
昨年も春にVマイル大敗から、秋に京都で開催されたエリザベス女王杯を制した戦歴もありますし、昨年の有馬記念は0.2秒差ですので距離も守備範囲内です。
中間の気配も良好で、強いライバルがいますが期待できそうです。現時点では本命候補として紹介をしておきます。

~上半期の主役になったラブリーデイは秋緒戦も死角なし!?~

前走の宝塚記念では悲願のG1初勝利。さらにこの宝塚記念を含めて2015年だけで重賞4勝をしています。
順当に行けば、秋にG1を一つでも取れれば、年度代表馬も見えてくる輝かしい実績です。
今年負けたレースは阪神大賞典と天皇賞・春でいずれも距離が敗因。2,400mまでは射程圏内ですし、過去に京都で高速馬場の中で鋭い脚を見せた戦歴もあります。
今年急成長の要因には、掛かる面がなくなって精神面の成長により安定して好位から競馬ができるようになった事も大きいです。
抜群の安定感がありますし、休み明けではありますが、乗り込みも充分で中間の気配も良好です。
血統も冒頭で紹介している通り、コース実績があるキングカメハメハ産駒で適性も充分です。
既にG1馬が多数参戦する今回のメンバーでも1強という声も挙がる程注目度が高い馬になりました。
コース適性、充実度、レースデータの全てにおいて死角がなく、外す事のできない連軸候補になりそうです。

~真価が問われるサウンズオブアース~

昨年の菊花賞2着馬。従来のコースレコードを大幅に上回るレースで、着差のない2着なので潜在能力が高い事は確かです。
しかし今年は日経賞4着、天皇賞・春9着と今ひとつの内容です。
それぞれ敗因は、力がいる馬場だったという事。天皇賞・春は京都でしたが、その時も力がいる馬場状態で昨年の菊花賞とは勝手が違います。
過去2走の言い訳をするのであれば、スピードが活きる馬場ではなかったという点。菊花賞のような高速時計になれば、巻き返しが期待できます。
今回は開幕週の京都外回りという事で、ここで凡走すると言い訳のしようもない背水の陣とも言える状況です。
気になる血統はネオユニヴァーす産駒の過去2年同コース種牡馬別成績は勝率7.7%連対率14.3%ですので、あまり良い数字ではありません。
距離適性で見れば、本当はもう少し長い方が得意にしている面もあり、期待充分とまでは評価できません。
菊花賞では折り合いスムーズだった事もプラスになりましたが、強いメンバーが揃っているので楽な競馬にはなりません。
ここでも結果が出ないとこの先のキャリアがズルズルいってしまう可能性も高いですが、昨年の菊花賞の時計を見ると、圧勝してしまってもおかしくない素質を感じます。
今回は真価が問われる重要な1戦になりそうです。予想という面で考えれば血統を含めて、強気には推しづらい馬です。

~台風の目になりそうなワンアンドオンリーは狙い目の馬に!?~

昨年のダービー馬で、ドバイシーマでも見せ場充分の3着で高い素質を持っている事は間違いありません。
宝塚記念は帰国初戦で、スローペースになった事も敗因です。
昨年は秋緒戦の神戸新聞杯も快勝していてい、休み明けの中で乗り込みも充分。強いメンバー相手でも勝てるだけの素質を持っている馬です。
ラブリーデイやラキシスに人気が集まってオッズがつくのであれば、狙い目の馬になると思います。
血統はハーツクライ産駒で、長く脚を使えるタイプの馬です。
外回りなど直線が長いコースは期待できるでしょう。レース感覚はあきましたが、乗り込み充分ですし、血統を見ても成長タイプは標準で春からの成長性も期待できます。
実績のある2,400m秋競馬へ向けて弾みのレースになる事を期待します。調教では緩さも感じますがポン駆けするタイプの馬ですし、当日の馬のテンションにも注目です。

~穴馬候補紹介~

注目馬以外の登録馬の情報を簡単に紹介していきます。

まず最初に注目したいのがフーラブライトです。ダート適性が高いゴールドアリュール産駒ですが、過去2年で同コースで1勝挙げるなどデータは少ないですが、勝率、連対率で見れば悪くありません。
前走は人気上位でしたが競走中に鼻血が出るアクシデントを発症してしまいました。その後若干太め感はありますが毛艶は間違いなく前走以上です。
別定条件で恩恵が大きい斤量54kgも評価できて穴馬の要素を秘めています。

血統で見ればディープ産駒のニューダイナスティが不気味な存在です。ハーツクライ産駒からは人気上位も予想されるカレンミロティックも上位候補です。
メンバーの脚質を考えると、こうした逃げ、先行を得意にしている馬がノーマークで好位を取れると波乱のレースの可能性が高くなります。
ハーツクライ産駒のレコンダイトはデムーロ騎手への乗り替りと京都へのコース替りが注目点です。

全般的には、レース特性を考えても、穴馬狙いよりも手堅く実力馬を軸に考える事が無難と言えるでしょう。

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