12月14日(日)阪神11R阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)
- 12月14日阪神11R
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阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)
今週末のビッグレースは2歳女王決定戦の阪神ジュベナイルフィリーズです。
血統コラムでも、血統診断をしていますのでサイト内検索で「阪神JF」と検索して頂ければと思います。
~予想買い目情報~
◎16番ショウナンアデラ
今回唯一のディープインパクト産駒の出走馬。
抜群のコース適性でG1奪取を期待します。
外枠を引いてしまったのは、内枠有利な同コースでは若干痛手ですが、スタートが得意な馬ですので、うまくカバーしてくれると思います。
実際に外回りに改修後の阪神JFでは外枠馬も好成績を残しているデータもあります。
他にも中2週のローテーションや、長距離輸送がネックとなりますが、素直で器用な馬。
調教の状態も好調キープで充分力を出せるでしょう。
春はハーツクライ産駒の快進撃が話題になりましたが、秋になって強さを発揮したのはやはり、ディープインパクト産駒。
秋華賞・天皇賞(秋)・エリザベス女王杯・マイルチャンピョンシップと勝ち、これで今年のG1は7勝。
全て違う馬で勝っているのもポイントで、今年8頭目の同産駒馬からのG1制覇を目指します。
このメンバー相手でも血統で見る期待値は一番高いと見てよいでしょう。
○1番ロカ
血統コラムで注目していたコルボノワールが抽選漏れ。
同じくマンハッタンカフェ産駒の注目馬ダノングラシアスが外枠を引いた事で予想が難しくなった阪神JF。
そんな中最内枠を引いて、期待値が上昇したのがロカです。
父馬ハービンジャーは2012年より種牡馬となり、今年が産駒デビューイヤー。まだまだデータが少ないのも現状ですが、今年も既に阪神でハービンジャー産駒馬は[2.3.2.7]と好成績を残しているので血統的な不安もなしです。
ここまで挙げた産駒馬16勝も距離が1,500m~2,000mになっています。
内枠有利な阪神外回り芝1,600mは2歳馬でもオープン以上は差しが決まりやすく、絶好の条件が整っていると言えます。
デビュー戦以上の競馬をする期待値も考えれば、キャリア1戦であっても対抗馬としての印を付けられるだけの安定性を期待できます。
▲4番ココロノアイ
天皇賞・春を2連覇したフェノーメノと同系配合のココロノアイは前哨戦となるアルテミスSで並み居る強豪馬を蹴散らせて一躍注目馬となりました。
前走の内容は非常に評価できる物で、夏のデビューからの成長度は侮れません。
末脚が活かせる阪神外回りでは、この馬の良さが出しやすい環境。
前走の疲れもなく中間の気配も良いため、上積みも期待できます。
不安要素は2枠4番という中枠を引いた事。
勝った2戦はいずれもスタート出遅れ。
2着に敗れた新馬戦は3枠からまずまずのスタートを切って、馬群れの中団からの競馬。
そのレースも周りに馬が少ない状況で折り合いも良かったのですが、もしかしたら馬群れを嫌がる正確もあるのかと思うのがここまでの印象です。
△17番ダノングラシアス
同コースで高い勝率を誇っているマンハッタンカフェ産駒。
これまで3戦1勝ですが、負けた2走も内容の良い2着で実力は高く現時点での完成度も高い馬です。
距離に不安がある中で外枠を引いてしまったのも序盤の体力消耗が大きくなります。
スムーズに折り合いさえ付けられればこのメンバーでも充分に勝負できます。
注13番コートシャルマン
今年躍進した種牡馬のハーツクライを父に持ち、母馬はマイルチャンピョンシップを制したストロングリターンや今年の桜花賞で2着に入ったレッドオーヴァルの母でもコートアウト。
ココロノアイと並んでこのメンバーの中での良血馬といえます。
ここまで2戦2勝で休み明けの前走はプラス14kgと馬体が一回り成長した中での勝利。
一戦叩いた事で上積みも期待できそうです。
まだ完成度は高いとは言えませんが、来年のクラシックにも期待がかかる素質を持っている馬。まだ底も見せてなく成長性もあるだけに一発も期待できる馬です。
以上を踏まえて
- 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)
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馬単
16番ショウナンアデラ1着流し→1・4・12・13・17・18
6点流し 各1,000円
1番ロカ1着流し→ 4・13・16・17
4点流し 各1,000円
以上馬単10点勝負。未だ1番人気の勝利がない今年の2歳重賞。阪神JFもここまで実力で飛び抜けている馬がいないのも現状。
血統で期待したいショウナンアデラと好条件か揃っているロカの2頭軸で幅を広げた馬単勝負です。
混戦ムードの阪神JFはレッツゴードンキやトーセンラークなど血統が適さない馬を思い切って外した予想となっています。