1月10日(土)中山11R招福ステークス
- 1月10日(土)中山11R
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招福ステークス
~注目すべき点~
◎5番マイネルバウンス
中山ダート1,800mは本来であればキングカメハメハ産駒が強いコースですが、今回は不在となり、同コース過去2年種牡馬別成績で2位入っているゴールドアリュールのマイネルバウンスに注目をしたい。
準オープンに昇給後3戦連続3着は、着差こそ2馬身以上付いているレースがあるものの、実力はオープンでも充分通用するレベルを持っていると言えます。
単独トップハンデの56kgを背負いますが、普段は57kg背負って走っているので問題なしです。
過去3走と比べても相手が弱くなる招福ステークスでは順当に行けば勝てる馬と見てよいでしょう。
○14番ストロングサウザー
コース適性に期待できるのがハーツクライ産駒です。
出走回数は少ないものの、過去2年で同コースハーツクライ産駒の成績は勝率12.1%連対率21.1%と優秀な成績を残しています。
ストロングサウザーは前々走で着差以上に強さが光った内容の良い勝ち方をして、昇級初戦の前走は2番人気に推されながら大敗。
デビュー依頼掲示板を外さない安定感を見せていた馬ですが前走の敗因は、レース感覚が空いた事による太い馬体。
そこから中1週のローテーションで来ていますので、1戦叩いて本来の走りが戻る事が期待できます。
実力は準オープンでも充分に通用します。今回は相手もそこまで強くないのでここでは楽しみです。
▲3番バーディーイーグル
昨年は抜群の安定感を見せたバーディーイーグルの父ブライアンずタイムは晩生型の産駒馬が多いのが特徴。
500万条件を2勝するなど遠回りをしたり勝ちきれない競馬も多く、未だに条件戦にとどまっていますが、今年にかけて、更なる成長も期待できる血統の馬です。
中山競馬場の成績は今ひとつですが、成長した今のこの馬でしたら問題ないはず。
ブライアンズ産駒馬のデータを見ても、決して中山を苦手にしている訳ではありません。
昇級戦組の中では、準オープンにあがるまで時間がかかったバーディーイーグルは注目度は低いかもしれないですが、最近の成長性という面を考えれば、既に同条件でも充分通用する力を付けています。
レースローテーションも中間の気配も良く、前走のような走りを期待です。
△2番ティアップレーヴ
ダート転向して大成功した馬で3連勝でここまで来ました。
クロフネ産駒のティアップレーヴは元々ダート適性が期待できた馬で、同コースの過去2年種牡馬別成績ではクロフネ産駒は全体5位の11勝をマークしています。
勝率は8.7%と勝ちきれない所もありますが、距離も全く問題ありません。
母父はサンデーサイレンスとなっていて、ここまでのダート4戦は逃げ・先行・差しと展開に応じた多彩な脚質を見せていて自在性も高い馬です。
今回は6ヶ月半の休み明けになるのがネックですが、中間は坂路中心に稽古量はこなしていますが、年末からの調教ペースを見ると、
仕上がりが遅れている印象も高く、当日どれだけの仕上がりになっているかがポイントとなります。
万全の状態であれば、ここでも本命候補になりえる実力を持っている馬です。
注12番タナトス
中山ダート1,800mで圧倒的に出走が多い種牡馬はシンボリクリスエス産駒。
出走回数が多い事もあり産駒馬の同コース勝率は7.7%となっていますが、連対率は17.3%となっています。
出走数が過去2年で2位のゴールドアリュール産駒の134回を大きく上回る168回の数字を見れば、連対率は優秀で、数字で出ている以上のコース適性を感じます。
タナトスは1年前に同コースで準オープン2戦連続2着の実績も高く、得意としているコースなのは明白。
昨年は競走中止2回と気難しい馬でもありますが、得意コースで闘争心に火が付けば侮れない存在です。
~予想買い目情報~
- 招福ステークス
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馬単
5→14 4,000円
5→3 2,000円
3→5 2,000円
5→2 2,000円
以上馬単4点買い。
△の予想印を付けた4頭までの実力が他の馬の実力を一歩リードしている印象です。
3連服も狙いに行きたくなる部分もありますが、昇給後に結果を残していて、今回のメンバーであれば、順当に行けば勝てる実力があるマイネルバウンスを1着軸にできると判断して、注目馬に絞った馬単予想となっています。
成長が著しいバーディーイーグルのみ
裏も抑えた予想となっています。