東京杯2歳Sでは、キャリア1戦で末脚が魅力のサトノクラウンが見事な競馬で差し切り勝ちしました。

東京スポーツ杯2歳S結果フィードバック

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3連休最終日に行われた東京杯2歳ステークスでは、最内枠でムーア騎手騎乗のサトノクラウンが見事な差し切り勝ちで制して、1番人気のアヴニールマルシェは2着。以下5着まで1馬身差の大混戦のれーすでした。

2014年東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)

元競馬騎手A氏重賞フィードバック

11月24日(月)東京競馬場11R東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)

22日~24日の3連休では日曜日に京都でG1競走のマイルチャンピオンシップが再注目のレースとなっていましたが、今回の重賞フィードバックでは12月の朝日杯FSステップレースにもなり、近年は翌年のクラシックの重要なステップレースとも言われている24日の東京メイン東京スポーツ杯2歳Sを振り返っていきます。

同レースでは昨年の優勝馬が今年のクラシックで活躍したイスラボニータがレコード勝ちをし、3年前の勝ち馬のディーププリランテは翌年のダービー馬になるなど高い素質を持つ2歳馬が集まるレースとして近年一層注目を高めています。

~レース総評~

~大混戦を制したムーア騎手騎乗のサトノクラウン~

今年の東京杯2歳Sでは4番人気の最内枠ムーア騎手騎乗のサトノクラウンが制しました。
5着まで1馬身差と混戦となりましたが、ラスト100mの末脚が一際光ったサトノクラウンが見事な差し切り勝利でした。
前崩れのレースとなり脚質が有利な展開にもなり、ムーア騎手がギリギリまで我慢をさせた非常に上手な騎乗でした。
唯一のキャリア1戦での参戦で快勝したデビュー戦も前崩れの展開で次戦以降遅いペースになった時にどれだけの競馬をできるかはまだ見えてきませんが、新馬戦で好スタートをきったのとは対照的に今回はスタートではダッシュが付かない中でこのメンバーを相手にしての勝利は高く評価でき、距離適正はもっと長くても問題ないように見えました。
今回のレースとパドックを見ていると、脚が長く素質は一級品で気性もまだ荒く若さを感じる所もありました。
今後の成長も大いに期待できる馬です。

~直線の不利がなければ勝てていたアヴニールマルシェ~

1番人気に推されたアヴニールマルシェはレコードタイム決着となった新潟2歳Sでゴール直前で差しきられおしくもハナ差の2着となった前走のレースと同様のゴール直前で惜しくもサトノクラウンに差しきられてクビ差の2着となりました。
直線で前の馬がつまってしまい、抜け出すのに手こずったのが最大の敗因でスムーズに抜けていれば快勝となっていた可能性もあります。
直線に入ってから余計な消耗があった中で、馬群を一度は抜け出す走りは高い実力を誇示した形となり、馬群を抜けれた事で馬が最後に油断した所もありました。
馬に文句を言えないような負けレースが2戦続けた事で次走には一層の期待がかかります。
この馬の一番の魅力は2歳馬にして、既に高い完成度を誇っている所です。
朝日杯FSに進むなら今後も強気に馬券を抑えておきたい馬で、2歳や3歳春の早い時期にビッグタイトルを取って勢いと貫禄を付けておきたい所です。
ただし藤沢厩舎ですのであと1年はゆっくり育てていくでしょう。

~2014年2歳重賞は1番人気の勝利なし~

東京杯2歳Sでも一番人気のアヴニールマルシェが敗れ、ここまで2014年2歳重賞では1番人気が全敗という内容となっています。
結果的に阪神JFや朝日杯FSなどの12月の2歳チャンピオン決定戦まで残り1ヶ月を切ったにも関わらず、有力な馬がいないというのも現状。
このまま行けば、アヴニールマルシェやニシノラッシュなどの素質が高い馬が注目をされたままになる可能性もありますが、それだけ今年の2歳馬は横一戦という見方ができます。
東京スポーツ杯2歳Sでも、7着まで差のないレースで、前から競馬を進めた馬たちは他の先行馬も崩れた事を考えると展開が向かなかったと見る事もできて、次戦以降で多くの馬が巻き返しのチャンスとして見る事ができます。
今年の世代の馬たちは当面は馬単勝負などは控えて、馬連や3連複・ワイドなどの券種で幅広く予想していった方が良さそうです。

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