ジャパンカップは状態が上向き、長い距離でスタミナが生きたエピファネイアが圧勝しました。

ジャパンカップ結果フィードバック

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2014年のジャパンカップは、エピファネイアが持ち前のスタミナを活かして直線で抜け出して4馬身差という圧勝でジャパンカップを制しました。良馬場開催の中、前日の雨の名残が各馬の明暗を分けた要素もあります。

2014年ジャパンカップ(G1)

元競馬騎手A氏重賞フィードバック

11月30日(日)東京競馬場11Rジャパンカップ(G1)

東京競馬場は超満員となり例年以上の注目を集めた2014年のジャパンカップは好位から直線で抜け出したエピファネイアの圧勝劇となりました。

~レース総評~

~想定を超える強さを見せたエピファネイア~

豪華なメンバーが揃った今年のジャパンカップでは混戦を予想する声が多く、ここまでの圧勝劇を演じる事を予想していた人は少なかったでしょう。
着差が開いた要因としては、良馬場とは言え前日までの雨の影響が残り多少緩い馬場になった事で差し・追い込み勢のスピードが殺されてスタミナ勝負となった事が考えられますが、2着~9着までは差し・追い込みの脚質の馬が名を連ねて良馬場発表がされた芝コースです。
仮にパンパンの乾いた芝でもエピファネイアは勝っていたでしょう。
それだけ強く圧倒する競馬をしていました。
結果で見れば、エピファネイアは距離が2,400mくらいあった方が良く、スタミナ勝負の競馬で力を発揮できる内容を再認識させられました。
来月の有馬記念でも条件は整っているので充分に期待できそうです。

~実力の高さを示したジェスタウェイ~

パドックや本馬場入場では、前評判以上に状態が良さそうな仕上がりに感じました。
それでも100%の状態ではなかったのは確かなこと。
距離を心配とする事も多く、結果を見れば問題なかったとはいえ、もう少し短い方が適正が高い事は明白です。
この状態でも2位に入ったのは世界から高い評価を受けている実力に恥じない内容のレースでした。
エピファネイアが抜け出す中、2着以下が混戦となる中で競り勝ったこの着順は高く評価できます。
有馬記念では距離が100m伸びて中山競馬場に場所を移すのは、良い方向には捉えられませんが、今回1戦使って状態が更に上向けば強い競馬をしてくれるでしょう。

~秋の成長で適正距離も伸びたスピルバーグ~

秋に入って大きく成長して天皇賞・秋を制したスピルバーグですが、かつては日本ダービーで大敗するなど長い距離を走れる馬ではなかったです。
しかし、古馬になってから着実に力を付けてきた馬で、馬体は一回り大きくなり、2,400mでも問題なく走りきれる力を身につけました。
このメンバー・この展開での3着は高く評価できる内容で、有馬記念に向けて今回のジャパンカップで馬の株を更にあげたと言えるでしょう。
全メンバーでも上がり3Fのタイムは最速となっています。

~有馬記念での引退が予想されるジェンティルドンナ~

3連覇の夢が敗れたのは残念ですが、今回のメンバーでの4着は褒める内容です。
昨年時に比べても僅かながら衰えがあるのも確かでパドックの感じも前走の天皇賞の方が良かったです。
結果として、陣営の狙いはここのジャパンカップ。
馬の状態のピークは前走だったと言え、引退レースになる事も予想される次走の有馬記念では更に一歩後退と言ってよいでしょう。

~見せ場は作れたが前評判ほどではなかったハープスター~

2番人気に推された末脚が武器のハープスターは4角で大きく外に出たという作戦が結果不利な内容となった敗因はあり、5着まで追い上げた事で力がある馬という事は証明されました。
3歳牝馬という中でこれだけの競馬をしたのだから褒められる内容です。
しかし、これだけのメンバー相手に2番人気に推されるだけの前評判を考えると、他の差し・追い込み勢が軒並み善戦していた事を考えるともっとヤって欲しかった所。
展開次第では勝てる力も充分ある馬ですが、次走の有馬記念で今回くらいオッズが出るようだと買いづらく感じてしまいます。

~距離よりも緩い馬場に問題があったイスラボニータ~

これまで崩れた事がなかったイスラボニータは好位に付け折り合いも良いなど、不利な要素が何も無い中で直線で反応せずに9位に沈みました。
距離がネックと指摘している人も多いですが、スピード重視のイスラボニータは若干緩めの馬場状態でも大きくスタミナを消耗してしまった模様に見えました。
東京競馬場を得意としていたのは、左回りというよりかは、芝質の適正です。
前日の雨で僅かに馬場が緩んだ事で実力が出せなかったと見ておきたいです。
次走が予想される有馬記念では中山コースで距離プラス100mはネガティブですが、まだまだ3歳と若い馬で来年以降も条件が整えばジャパンカップをはじめとした2,400m前後の距離でも好走するでしょう。

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