朝日杯FSでは騎手の腕が光った馬が多く、見ごたえがあるレースとなりました。

朝日杯フューチャリティーステークス結果フィードバック

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朝日杯フューチャリティSでは1番人気のダノンプラチナが勝ちました。蛯名騎手とディープインパクト産駒のコンビで2歳G1を連勝。注目のアッシュゴールドはシンガリからの競馬で8着と伸び悩みました。

2014年朝日杯フューチャリティーステークス(G1)

元競馬騎手A氏重賞フィードバック

12月21日(日)朝日杯フューチャリティーステークス(G1)

2歳重賞で1番人気馬の連敗が続く中、21日に行われた今年最後の2歳重賞でもある朝日杯FSでは、単勝オッズが混戦となる中、見事に1番人気のダノンプラチナが勝利を収めました。
今年から阪神JFと共通して阪神競馬場芝外周り1,600m開催となり、今年の2歳Gはディープインパクト産駒と蛯名騎手の2連勝という内容になりました。
2着には14番人気のアルマワイオリが入り、注目のオルフェーブル弟のアッシュゴールドはシンガリからの競馬で最後は脚が足りず8着となりました。

~レース総評~

~やっぱり強かったディープ産駒~

阪神競馬場芝外1,600mではディープインパクト産駒が圧倒的に強いデータが出ていますが、今年の2歳G1は出走馬が朝日杯と阪神JFで各1頭ずつ。
そんな中でそれぞれディープインパクト産駒が勝ったのは、改めて適性が高い事を感じさせる内容でした。
先週の阪神JFを再現をさせるような、ここまで先行の脚質を使ってきた馬を後方からの末脚勝負で制した姿は、ディープインパクトが現役時代脚を溜める競馬を得意としていた姿を彷彿とさせるようでした。
今年の2歳G1の結果で今後注目を集めそうなのが、「ディープインパクト産駒×蛯名騎手×阪神芝外周り」の相性の良さです。
ディープと蛯名騎手との組み合わせだけでも充分注目できる内容となりそうです。
これまでディープインパクトは現役時代は武豊騎手が騎乗しないと実力を出せない。
と言われていて、産駒馬では川田騎手や小牧騎手が相性が良いと言われてきました。
しかし、2歳G1の2戦を見る限り、蛯名騎手も完全にディープ産駒の扱いのコツを掴んでいるように見えます。
今後はこの組み合わせにより注目が高まっていきそうです。

~来年の成長に期待のアッシュゴールド~

オルフェーブル・ドリームジャーニーの全弟のアッシュゴールドは最終的には4番人気となりましたが単勝5.3倍と注目を集めていたにも関わらず8着と惨敗しました。
阪神JFのロカのような極端な出遅れはありませんでしたが、シンガリから競馬を進める形となっていたのが敗因。
パドックや本馬場入場でも落ち着きが少なく、落ち着きがなく、レースでも気持ちが入りきっていなかったように見えました。
今回はこれまでのキャリアの中で一番内容も悪かったレースで評価はできませんが、オルフェーブルも2歳には活躍できなかった馬。
兄よりも小さな馬体で、朝日杯も馬体重を減らして事を考えると、この先の体格としての成長はあまり期待できず、コースや距離の適性で兄よりも得意・不得意が出てくる可能性もありますが、来年のクラシックに向けての成長に期待したい素質馬です。
血統だけでもオッズが低くなる人気馬ですので、もう少し結果が出るまではあまり積極的に馬券を買わず様子を見ていった方がよいかもしれません。

~完璧な騎乗を見せたアルマオイワリの勝浦騎手~

2着と大健闘をしたアルマオイワリはとにかくロスの無い競馬をした印象。
前日の雨で渋めの馬場の中最後までコース内側を走り、予想を少し超えるハイペースになる中、ずっと好位で脚を溜めて楽に折り合う事ができていました。
最後の直線でも前に詰まりそうなタイミングがありましたが、3番コスモナインボールが進路を楽に譲ってくれるなど、いろんな事が上手に噛み合った内容で勝浦騎手を評価すべきレースとも言えます。
もちろんアルマオイワリも展開が向いたとは言えこのメンバーで2着は評価と今後の見直しが必要になってきますが、現時点ではクラリティスカイやブライトエンブレムなどの完成度が高い馬に比べると実力は劣っている印象。
ソエに不安を抱えるなど成長過程の馬ですので、今後の更なる成長に期待をしていきたい馬です。

~評価できたのはアクティブミノルとネオルミエール~

まず朝日杯で善戦したと評価したいのがアクティブミノルです。
渋めの稍重で想定以上に早いテン。
逃げ・先行には不利な展開で他の先行馬たちはほぼ総崩れとなる中ハナを取ったアクティブミノルは最後まで粘り強い走りで5着に入りました。
着順以上に評価できる内容で、セカンドテーブルを抑えての逃げは決して楽な序盤ではなかったです。
距離にも不安はあった馬でしたが、状況次第ではもっと長い距離でも走る事ができそうな力強い走りでした。
来年が楽しみな1頭となりました。
もう一頭ピックアップしたいのがネオルミエール。
スタートで出遅れる不利もありましたが、上1Fにはもうひと伸びして4着まで順位を上げたのは見事でした。
ここまで1戦ずつ確実に力を付けてきている印象です。馬としての完成度は高そうに見えますが、藤沢厩舎で非常に大事に育てられている馬。
キャリアを積むに連れての上積みは期待できるでしょう。

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