きさらぎ賞は、3着までが人気通りの前評判通りのレースとなりました。

きさらぎ賞結果フィードバック

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きさらぎ賞は注目のキャリア2戦牝馬のルージュバックが、前評判通りの強い競馬をして快勝しました。強い馬相手に先行して勝った内容は大きな収穫のレースでした。

2015年きさらぎ賞(G3)

元競馬騎手A氏重賞フィードバック

2月8日(日)京都競馬場11R第55回きさらぎ賞(G3)

8頭立てながら、今年のクラシックの注目馬が集まった3歳G3競走きさらぎ賞は3着までが人気通りの着順と堅いレースになりました。人気となっていた注目馬たちはクラシックに向けて、良い成果や課題が見つかったレースだったと言えます。
馬券という意味では3連複420円、3連単1,270円と効率的に利益を出すには難しい低配当となってしまいましたが、今後のレースを占う材料という面では、中身が濃いレースだったと評価できます。

~レース総評~

~完璧なレースを見せたルージュバック~

キャリア2戦の牝馬ながら単勝1.7倍に推されたルージュバックは人気に応えて快勝で3連勝で重賞制覇をしました。
デビュー戦で上3Fを32秒8という驚異的な末脚。前走の500万下ではレーコード勝ちで、2馬身半差を付けたべルーフは京成杯を制するなど、現時点では最注目の3歳牝馬。
今回はオルーフェーブルの全弟の注目馬アッシュゴールドや、京都外回りに圧倒的な強さを見せるディープ産駒の素質馬ポルトドートウィユなど相手も強くなった中での重賞初挑戦でしたが、おかまいなしのレース運びで、危なげない横綱競馬を見せてくれました。
今回一番評価できたのは先行する競馬をできた事です。
過去2戦素晴らしい末脚を見せたとはいえ、3歳以下の若いレースでは、舞台が大きくなる程、差し・追い込みしかできない馬は信頼性が低くなっていきます。
今回も差しでも充分間に合う京都外回りで後ろからの競馬が予想されていましたが、3番手の好位を取り、直線に入る時には2番手を交わす内容ながら上3Fも全体トップタイムをマーク。
全く危なげないレースで、自在性の高さも見せつけて収穫も大きい勝利でした。
今回は3ヶ月の休み明けながら馬体重の増減はない450kg。
すでに馬体は完成していて、現時点での能力の高さに限定すれば、歴代の牝馬の中でも最強ではないかと思っています。
距離1,800m以上であれば2歳G1を勝ったショウナンアデラやダノンプラチナ以上の能力を持っています。
今回も逃げていたネオスターダムを交わすのにラスト200mまで手こずった事を考えれば、適性は1,800m以上で、クラシックでは、桜花賞ではなく、皐月賞に向かう可能性が高いと予想していますが現時点では最有力候補と見て良いでしょう。
次走は何かしらのクラシックのステップレースを踏んでいくと思いますが、今回以上の人気が出ても決して外せられない馬になるでしょう。

~まだまだ成長過程のポルトドートウィユ~

きさらぎ賞でキャリア5戦目になったポルトドートウィユは重賞初挑戦になった今回も2着に入りこれで5戦連続連対。
勝った馬が強かった事を考えればきさがり賞の2着が着順以上に高く評価できる内容のレースでした。
この馬の注目できる点は、ここまでのキャリアで1戦ずつ馬体重を増やしてきているという点。
2ヶ月ぶりのレースとなった今回は+6kgの482kg。
デビュー当時よりも20kg馬体が増えていて目に見えて馬体が一回り以上大きくなってきています。
今回のレースを見ても着実に力を付けてきていて、今後未だに底は見せていない馬です。
馬体重の増え方もレースを使いながら着実に増やしている理想的な形で、もうソエが気になる時期も通過しているでしょう。
強い馬相手にも互角のレースができる事を証明したレースで、クラシックには更に強くなって注目馬となってくる事が濃厚な楽しみな馬です。

~素質は高いが、まだまだ青かったアッシュゴールド~

当サイトでも何度も紹介している注目の良血馬アッシュゴールドは今回も不完全燃焼といった内容でした。
直線に入る時には若干混雑してブレーキをかけてしまう内容のレースで、それでも3着に入れたのは素質が高い証拠ですが、今回は8頭立ての京都外回り。この環境でちょっとした展開の不利で力を出しきれないのは、まだまだ青く未熟です。
今回は初めて馬体重を440kgに乗せて今後の成長性や大化けする可能性は残していますが、現時点では信頼性に欠ける面は大きいです。
馬券を強気に買っていけるのは、何かきっかけを作るレースをした後にするのが良いでしょう。

~充分な見せ場を作ったネオスターダム~

ラスト100mで失速して6着に沈みましたが、直線でも途中までリードを保った内容は高く評価できます。
ラスト200mまではルージュバックの追撃にも負けない粘りを見せていたのは大きく、未勝利戦で勝ったマイルに戻れば今後の巻き返しのチャンスは充分にあります。
これでキャリアは6戦1勝となり、次走は条件戦に落とす可能性も高いですが、再び第一線に戻ってきた時でも期待できる馬となりそうです。
今後人気の薄いレースがあれば是非穴馬候補に入れておきましょう。

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