12月7日(日)中京11Rチャンピオンズカップ(G1)
- 12月7日(日)中京11R
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チャンピオンズカップ(G1)
~レース特徴~
日曜日にはダート2大タイトルの1つ。旧ジャパンカップダートにあたるチャンピオンズカップが開催されます。
今年より中京開催となり、過去のデータが通用しずらい面もありますが、騎手情報と過去の戦歴を見ながら予想していきます。
~注目すべき点~
・1枠1番インペラティブ
今回唯一の外国招待馬。日本でも実績のある注目のデザーモ騎手騎乗です。
最内枠を取れた事で注目度が増しました。
馬の実績自体は外国からの馬という点を考えると少ないですが、芝コースに比べてダートは日本と海外の質の違いが少ないので注意が必要です。
・2枠3番クリソライト
ビュイック騎手に乗り替り。
ビュイック騎手は今回の来日でここまでダートの連対がないので、有力馬のクリソライトに騎乗した事でそろそろ結果を残したいところ。
逃げ・先行馬が多い中、好枠も引けて直線勝負となれば勝機ありです。
・2枠4番ナムラビクター
5走前からコンビを組み全て掲示板圏内に入り2勝を上げている小牧騎手とのコンビ。
G1初挑戦と明らかに今までより相手は強いですが過去2戦の内容を見れば、実力は決してヒケはとっていません。
・3枠5番ワイドバッハ
今回は再び蛯名騎手が騎乗。
過去2回の騎乗はオープン競走で1着と2着がそれぞれ1回と相性の良さは証明済み。
前哨戦ともなる前走の武蔵野Sではシンガリから上3F35秒7と異次元の末脚を光らせ見事な追込からの勝利。
ベテランジョッキーの騎乗と有力馬が前に固まり消耗戦となれば前走の再現もありえます。
・4枠7番サンビスタ
これまでの定番だった岩田騎手がローマンレジェンド騎乗の為今回は松田騎手へ乗り替り。
牝馬ながらタイムも良く安定性も高い馬です。
牡馬相手に勝つには完璧な競馬が求められるだけに、今回は控えめに見ておきたい。
・4枠8番ホッコータルマエ
今回も幸英明騎手騎乗。
ドバイ遠征で大敗しましたが1戦叩いたここでは期待できます。
巻き返しのチャンスは充分にあります。
しかしドバイ遠征前の安定感は期待できず、相手も強く成長してきた事を考えると強気にいきすぎるのは危険か。
・5枠9番クリノスターオー
ムーア騎手に乗り替り。
これまで1年前の準オープンで1度騎乗し勝利しています。
前走みやこSでは1番人気に押されてマークがきつくなったのが敗因。
気持ちよく先行できれば崩れにくいタイプ。
ムーア騎手とのコンビで巻き返しのチャンスは充分あります。
・6枠11番ワンダーアキュート
約1年半続く武豊騎手とのコンビ。
重・不良馬場の時計勝負になれば強い馬ですが、天気予報が良好で若干重めの中京の砂質。
8歳馬での衰えや前走の疲れなど不安要素は多いですが、実力自体はこのメンバーでトップレベルです。
・6枠12番ローマンレジェンド
ここまで9勝しているうち、8勝をあげている岩田騎手とのコンビ。
過去ジャパンカップダートでは良い成績は残せていないですが開催が中京に替り、悲願のG1初制覇に期待がかかります。
休み明けでも走る馬ですが、成績にムラが多いのも事実。
追い切りでは抜群の好タイムを出していました。
入れ込みすぎていないか、当日のパドックにも注目したいです。
・7枠14番コパノリッキー
優勝した今年のフェブラリーSが人気最下位だったのが信じられないほど今年はビッグレースで安定した競馬をしています。
未だ底を見せていなく成長過程ここでも期待できます。
前走のJBCクラシックやフェブラリーSも外枠だったので、今回の枠順も問題ないでしょう。
フェブラリーSで初騎乗だったのが田辺騎手で、コパノリッキーは田辺騎手とのコンビで覚醒したとも言えます。
・8枠15番インカンテーション
大野騎手とのコンビは今回も健在。
前走みやこSを勝った勢いでビッグタイトルを狙っています。
相手が強くなる分、外枠ではなくてもっと中枠をひいておきたかったのが正直な所です。
左回りは得意です。
前走のように最後の直線に脚を残しておければチャンスはあります。
~予想買い目情報~
◎ワイドバッハ
差し切り勝ちした武蔵野Sが開催された東京よりも直線が短くなりますが、逃げ・先行馬が多く前崩れも予想される今回のメンバーでは前回シンガリから異次元の走りを見せたワイドバッハに期待したいです。
前走の末脚を出せればこのメンバーでも誰も手がつけられないでしょう。
○コパノリッキー
田辺騎手が騎乗指定来のコパノリッキーを見るとかつての大穴だった馬とは思えない貫禄が出てきています。
今年の戦歴を見ていると崩れる要素が見つからないくらい強い馬です。
今回も間違いなく上位争いはしてくるでしょう。
▲クリノスターオー
今回行われた騎手の乗り替り情報で一番注目できるのがクリノスターオーへのムーア騎手騎乗。
前走を負けた事と相手が強くなる事で人気を落としそうですが、充分ここでも戦える実力を持っています。
△クリソライト
好枠を引けた事や若手有望株のビュイック騎手騎乗。
末脚が活かせるハイペース予想など好走できる条件が整っています。
1戦1戦成長している感じもありますし前走JBCクラシック2着はこのメンバー相手に通用する事の証明となっています。
注1 1番インペラティブ
追い切りは本国で行い日本では軽めの調教しかせず調子は良いと言い切る陣営は不気味です。
本音をいうと馬よりもデザーモ騎手で1枠1番というのが怖いです。勝てなくても上位に食い込んでくる可能性は充分です。
以上を踏まえて
- チャンピオンズカップ(G1)
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ワイド
5-14 5,000円
5-9 4,000円
1-5 1,000円
ワイド3点買いで勝負です。
展開次第で勝てる馬が多く集まったチャンピオンズカップでは、期待の中穴馬を中心にワイドで勝負です。
ワイドの特性長、人気馬で流す事はできないので購入点数を絞った中穴狙いとなっていますが、人気馬で順当に上位を埋める事が考えづらい所もあり、末脚勝負を予想したワイドバッハ軸となっています。