騎手と調教師の関係は悪い関係性も多くトラブルも多いです。信頼関係を築けた場合はより馬の実力を発揮させる為の相乗効果も期待できます。

トラブルも多い騎手と調教師との関係性

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騎手と調教師の関係性はとても大事で難しく、例え一流騎手と一流調教師の間でもトラブルが起こる事は珍しくありません。リーディングジョッキーにもなるようなトップジョッキーが特定の厩舎の馬に一切騎乗しない事などもあります。騎手と調教師との関係性が良好な場合は、より馬の実力を発揮できるように意見交換などが頻繁に行われ相乗効果も期待できます。

騎手と調教師との関係性

競馬調教師

競馬において騎手と調教師の関係性はとても大事で、騎手と調教師での信頼関係が崩れて一流騎手でも一定の厩舎や馬主からの騎乗依頼が全くないというのも珍しい話です。
競馬というのは、それぞれの馬に馬主がいて馬主が厩舎に馬を預けて調教師がその馬の調教を行い、馬主の意向も含めて騎乗する騎手を決めます。

極端な言い方をすると調教師とは馬主と騎手との仲介役のような意味もあるのです。

あまり期待できないような馬の場合や、新馬戦や条件戦など賞金が低いレースに関しては厩舎に所属している若い騎手を経験を積ませる為に騎乗させるケースも多いですが、重賞や重賞の前哨戦になるようなレースになってくると賞金も大きくなり、騎手もより腕がよく馬の力を引き出せる相性も良い騎手を選ぶようになってきます。

そして馬主や調教師の意向でこういう風にレースを進めてくれと騎手に指示が出され、レースに臨みます。
しかし競馬のレースは展開も重要でレース中での咄嗟の判断、また指示通りのレース運びをしたとしても、最後の仕掛けのタイミングというのは少しズレるだけで勝敗を分けます。

リーディング上位や相性が合う騎手を騎乗させれば、好走する期待値は少なからず高くなりますが、競馬において絶対というのはなく、どれだけ騎手が上手に乗っても勝てない事もありますし、一流の騎手でもレース中の判断ミスで勝利を逃してしまうケースも少なくありません。

こういった時に若い騎手や、素直な性格の騎手は騎手が怒られるか、謝る事で解決して仮に失敗していた場合や馬と騎手との相性が合わなかった場合は、その馬のその後の騎乗依頼があるかは別にして、調教師や馬主と騎手の関係は維持されます。

ですが、ある程度実績を積んできた騎手になるとプライドが高くなり、ちょっとした事でモメる事も多くなってきます。
一番多い事例はレースで負けた時に騎手は自分の騎乗が悪いのではなく馬が悪かったと言い訳をします。
仮にそれが正しいことを言っている時でも調教師は納得しても馬主は納得しません。
そして馬主が調教師にあんな騎手はもう乗せるな。と言われてしまえばそれまでになってしまいます。
それが権力のある馬主になると、その馬だけでなく厩舎としてこの騎手を使うのであれば馬を預けないとなってしまうケースもあります。

またこういったレースの敗因だけがきっかけでなくても、騎手と調教師というのは週末のレースはもちろん、調教の時から実際にレースで乗る騎手が騎乗して調教を行う事も多くなります。

期待が大きい馬になればなるほど、調教の段階から本番と同じ騎手を騎乗させるケースが多くなり、騎手と調教師の関係は仮にフリーの騎手であっても、毎日のように顔を合わせる密接な関係です。
最初は騎手は騎乗依頼を調教師から受ける側としてある程度気をつかったり、ちょっとした事は我慢をしながら接します。
ですが一緒にいる時間が長いがゆえ、徐々に騎手が調教師に不満を持ってくるケースもあるのです。

多い事例を紹介すると、調教師が○○日の○レースはこの馬の騎乗依頼をする予定だから頼んだ。と言うとします。
しかし騎乗の決定権で一番の権力を持っているのは当然馬主ですので、馬主の要望でこの騎手に騎乗依頼してくれ。と鶴の一声が入ると調教師は「よほど相性が悪い」などの理由がなければ断れません。

これは業界的にしょうがない事でもあるのですが、騎手はこういった事が続くと調教師に対して不満を募らせていきます。

そしてちょっとだけでてしまった愚痴などが調教師の耳に入り関係が悪くなるというケースもあります。

こういった一部紹介した事例は、G1にも常連で出走するような一流騎手でも実際に起こったトラブルになります。
こういったようにどれだけ実績と腕がある騎手でも調教師との関係は非常に脆いものです。

しかし、こういった関係性を壊す調教師と騎手が多い中、安定した信頼関係を築く例もあります。
良い信頼関係を築けた騎手と調教師は調教やレースのフィードバックを、騎手と調教師で意見を出し合いながら今後に役を立てる情報をまとめていくことができ、調教やレース前の雰囲気もとてもよく内容が良いレースも多くなってきます。
また騎手が万が一失敗しても調教師が騎手を馬主から守ってくれるという安心感があれば騎手はレース中の展開に応じた咄嗟の判断を迷うことなく、大胆に攻める事もできてきます。
そうすると必然的にその厩舎の調教師がこの騎手に依頼した場合は成績が良いというデータも出てきますし、こういったものはデータをみなくても、調教師と機種との雰囲気を見ていれば、元騎手などの玄人であればすぐに分かるものです。

こういった調教師と騎手との相性や信頼関係も競馬の予想に組み入れるというのはとても有益な事なのです。

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