後方にポジションを取りシンガリ付近から豪快な逆転劇を魅せる追い込みの脚質。

後方からの大逆転を演じる追い込み馬

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脚質の追い込みとは、レース前半を後方にポジションを取る事をいい、展開面での不利もうけやすく、馬の性格や、能力の問題で追い込み馬になる例が多いです。追い込み馬で成功する馬は抜群の瞬発力を持っていて、見ている人も楽しませる豪快な勝ち方をする事も多いです。

競走馬の脚質(追い込み)

追い込みの脚質

競馬の脚質で追い込みとは、第3コーナー通過時点で全出走頭数の3分の1より後ろの後方からレースを進める馬の事を言い、レース前半は馬群の後方からシンガリにかけてポジションを取る事を、おおまかに追い込みの脚質といいます。

レース展開によっては不利になる事も多く、スローペースでレースが進むと、レース前半に先行する馬たちに与えたリードを取り返すのは厳しく、そのままレースの最後まで後方で終わってしまう事も多く、追い込み馬で安定した成績を残すにはずば抜けた能力と実力が必要だと言われております。

レース前半は後方で様子を見て、最後の直線で他の馬たちを一気にごぼう抜きしていく姿は、勝った時にはとても豪快で見ごたえのあるレースになり、競馬の醍醐味こそは追い込み馬が勝つ時だと言っている人もいます。

追い込みを多用する馬の事を追い込み馬といい、追い込み馬になる馬は、馬群を嫌がる性格や最後の直線で後ろから追いかけた方が闘争心をわかせられる馬。
スタート直後のダッシュ力や瞬発力がないなど、本当は逃げさせたい性格だが、逃げに向いた能力を持っていない馬など、陣営の思惑や騎手の好みというよりかは、馬の都合で追い込み馬となる事が多いです。

逃げや先行が最後までスタミナを維持させて走りきってしまう短距離には追い込みは不利とされていて、ある程度距離が長く、ハイペースになると前を走る馬のスタミナが落ちてくるようなレースの方が追い込み馬は活躍しやすいと言われております。

追い込みには、本来は追い込みではなく、先行や差しの脚質を使いたいのに仕方なく追い込み馬となってしまうケースも多いです。

特にゲートやスタート、またスタート直後加速を苦手とする馬は、必然的に後ろからレースを運ぶことになり、それでレース前半は諦めて、後半勝負と割り切って追い込み馬となっていくケースも多いです。

スタートは得意だが、馬群も苦手で、逃げるタイプでもない追い込み馬はいいのですが、慢性的にスタートで出遅れてしまう馬は最後の直線で素晴らしい脚をつかっても、追いつけないケースが多くなっていて、スタートが苦手で追い込み馬になる馬は一層苦戦をする事が多いです。

差しや追い込みの馬には、まくりという戦法も多く、特に最後の直線が短いコースなどでは、第3コーナーから第4コーナーにかけて直線に入る前のコーナーの所から後ろを走る馬がポジションをあげていく事をまくりと言います。
中には、レース前半は最後尾を走るが第3コーナーのまくりで先頭に立ち、そのままゴールするケースなどもあります。

まくりは、うまく行けば安心間をもって見れる横綱競馬のようになる事も多いですが、進路が狭かったり、状態が良い芝コースで大外を回っていくという点で、まくろうとしても、上手にいかないケースも多いです。

競馬のポジションでは、先頭をハナというように、一番後ろを走るポジション殿(シンガリ)と呼ばれています。
シンガリとは、本来軍隊用語で一番最後尾を後方も警戒しながらポジションを取る事を言い、最近ではシンガリという言葉は競馬の最後尾のポジションとして使われる事の方が多くなっています。

シンガリから、最後は先頭でゴールするというのが、豪快な競馬の形の一つです。

歴代の代表的な追い込み馬の名馬といえば、ディープインパクトヒシアマゾンブエナビスタミスターシービーなどがいます。

歴代の追い込み馬の中でも強烈だった馬を紹介させていただくと、珍しい短距離戦で追い込み馬として活躍したデュランタルです。

実績としては、G1で2勝にとどまっていますが、本来短距離では追い込みが不利と言われている中で、1200m1600mのどのレースでも後方にポジションを取り、最後の直線一気で勝つ姿は豪快で、最後の瞬発力だけであれば、ディープインパクトなどよりも上ではないでしょうか?
短距離のコースで最後尾付近からレースを進めるスタイルは池添騎手の度胸があったからこそ成り立ったと言われ、デュランタルの才能を騎手の度胸で大きく開花させました。

このセオリーを無視した思い切ったスタイルは、見るものを不安な気持ちにさせ、最後のゴール直前で差し切るレースは豪快で強烈な印象を与えました。

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