ハンデ戦は多くの馬に勝てるチャンスがあるように斤量でハンデキャップを付けるレースです。

穴狙い派に大人気のハンデ戦

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ハンデ戦はハンデキャッパーと呼ばれるJRAスタッフが出走する全ての馬に均等にチャンスを与える為に斤量でハンデキャップを付けて行われるレースです。ハンデ戦は全体的に荒れる傾向が強いですが、トップハンデが人気を集める傾向もあり通常のレースとは違う予想要素もあります。

ハンデ戦

ハンデ戦

ハンデ戦とは競馬におけるハンデキャップ競走の事を言い、なるべく出走する全ての馬に均等にチャンスを与える為にハンデキャップに差をつけて行われるレースの事を言います。
競馬におけるハンデキャップとは斤量で調整されます。

斤量とは競走馬が負担をする重量の事を言い、斤量の調整は原則、騎手自信の体重と勝負服・プロテクター・鞍などの総重量で調整されます。
この祭にヘルメットやムチ、番号やゼッケンなどは斤量には含まれないものとなっています。

原則は斤量は鞍の下に重りを付けて調整する形を取られていて、ハンデ戦でない通常のレースの斤量は年齢と性別に応じて決められていて、全てのレースで獲得賞金などに関わらず均一に設定されている馬齢重量戦とそのレースごとに馬齢や性別によって均一の斤量で設定を行われる定量戦が現在の中央競馬の一般的な斤量の決まり方で、G1競走などは全て馬齢重量戦か定量戦で行われています。

馬齢重量戦の斤量の目安は、

牡馬・せん馬
  • 2歳9月まで:54kg
  • 2歳10月〜12月:55kg
  • 3歳9月まで:56kg
  • 3歳9月〜12月:57kg
牝馬
  • 2歳1月〜12月:54kg
  • 3歳9月まで:54kg
  • 3歳9月〜12月:55kg

と定められていて、4歳以上の古馬が出走するレースや古馬も出場条件に入れるG1競走などは定量戦を使用される事が多くなっています。
定量戦では、よく使われる例としてクラシックの3歳馬から古馬までが出場できるレースとしては、牡馬・せん馬と牝馬に2kg前後の斤量の差を付け、3歳と古馬にも2kgの差をつけている定量戦のレースがよく見られます。

例えば牡馬の古馬は57kgで3歳の牝馬は53kgの斤量という形になります。

ここまでは一般的なレースの斤量ですが、ハンデ戦は通常の斤量ではなく、ハンデキャッパーというハンデ設定者の判断で、なるべく互角の勝負ができるように斤量にハンデをつけていきます。

中央競馬のハンデキャップの決め方は基本的にまず最初に一番重い重量を付ける馬(トップハンデ)を決めていきます。
その後、実力が高いと判断される馬ごとに斤量(負担重量)が決められていきます。

ハンデは騎手の安全や健康管理を考慮して一番軽い重量でも48kgと定められていて、そこから0.5kg単位で調整されます。

一番重いトップハンデの重量は特に決まりはないですが、63kg以上になる事はほとんどなく、G1に出走するような一流馬がハンデ戦に出場する時で58kg〜60kgほどのハンデ重量となる事が多いです。

G1に出走実績がある一流馬はトップハンデを背負わされるリスクを嫌いあまりハンデ戦に出ようとしません。
ですが、過去数ヶ月〜1年に渡り不振が続いている馬については、それより過去にある程度の実績があってもそれほど重たいハンデにはならないと判断してハンデ戦に出走してくるケースもあります。

初心者の方が勘違いしやすいポイントとしては、獲得賞金や勝利したレースのグレードによってハンデが決まるものと思っている人も多いですが、これはハンデ戦とは別に別定戦というレースで使われている斤量の設定方法です。
ハンデ戦はハンデキャッパーの判断でハンデが決まり、過去1年間レース出走経験がない馬はハンデ戦の出走資格がなく、原則は過去1年間の実績や直近のレースの走りっぷりを判断されてハンデ重量は決定されていきます。

主要な中央競馬のハンデ戦の重賞
  • 日経新春杯
  • アルゼンチン共和国杯
  • 函館記念
  • 中京記念
  • 目黒記念
  • 新潟大賞典
  • ダイヤモンドステークス
  • マーメイドステークス
  • 七夕賞など…

紹介した以外のハンデ戦重賞も多数ありますが、聞きなれた知名度の高いレースも多いです。

ハンデ戦は、それぞれの馬の斤量(ハンデ重量)を考慮して予想しなくてはいけません。
ハンデキャッパーがなるべく全ての出走馬に勝つチャンスを与えるようにハンデを設定しているので、当然混戦となるレースも多く高配当の出る荒れたレースになる事も多いです。
言うまでもなく定量戦より荒れやすく、別定戦に比べてもハンデ戦の方が荒れやすいと言えます。

ハンデ戦の予想のポイントとしては、競馬の格言のひとつで「ハンデ戦はトップハンデを買え」という言葉があります。

これはどういう事かというと、ハンデ戦はハンデキャッパーの判断でトップハンデや負担重量が決められていきますが、ハンデキャッパーというのは、普段はハンデ戦の重量を決める以外にもJPNランキング(レーティング)の設定、ちなみにこれは国際ハンデキャッパー会議によりワールドサラブレッドランキングにも反映されます。

他にもワールドスーパージョッキーシリーズにおける競走場のランク付け等も行う、競走場を見るプロ中のプロで、公正に過去1年間のデータをもとに、現時点での実力はもちろん、距離や適性・予想展開なども考慮してハンデが決められます。

ハンデ戦はトップハンデを買え。
というのは、これだけ馬を見る目があるプロがトップハンデと判断する馬は当然実力はNO.1なので、多少のハンデがあっても強いという判断になります。

この予想はあながち間違いではなく、ハンデ戦のレースを見ると、ある程度重たいハンデを背負った、ハンデキャッパーから実力上位と判断された馬の成績は悪くありません。

逆に一番軽いハンデ重量を付けられた馬は、それでもハンデを生かしきれず、あまり良い成績を出していないというデータもあります。

ですが、単純にハンデ重量だけを予想の判断にするのではなく、ハンデ重量が決まってからの、その週の調教や当日のパドックや状態が与える影響も大きくなり、

コースも高低差があるコースではハンデ重量が重いのは負担が大きくなってきます。
こういった事情も含めて判断していく事でハンデ戦は穴馬も予想しやすくなり人気がある競走となっています。

距離別の傾向を紹介するとハンデ戦は短距離では、斤量53kg以下の軽いハンデの馬が好走する傾向があり、重いハンデの馬は他の距離と比べて距離別で見ると成績が悪くなっているデータがあります。

ハンデ戦での短距離(1,400m以下等)では軽いハンデの馬も強気におしてみるのもいいでしょう。

2,000m以上の距離では斤量が重たい馬の方が有利で、比較的距離が長いハンデ戦はG2競走など大きなレースで行われやすい傾向もあります。

こういった長い距離ですと、ハンデ重量だけでなく距離適性も重要になってきて、超距離適性があるハンデ重量53kg以下のようなハンデが軽い馬も勝機が高く、55kg前後のような真ん中くらいのハンデを付けられた馬が実力もトップハンデの馬に劣り、多少強みがあっても距離適性がある軽いハンデの馬にもなかなか勝てず、あまり良いデータが出ていないのです。

1,600mや1,800mなどの中距離もやはりハンデが重たい馬が優勢といえますが、マイルなど荒れやすい思いもよらぬ大穴馬がきてしまうケースもあります。

全体的に見れば、ハンデ戦はトップハンデを狙え。

というのはデータで見てもあながち間違いではないですが、ハンデ戦はどの馬にもチャンスがあるように設定されたハンデの中で行われるので、荒れやすく、あまり決めつけたレース展開はせずに柔軟に予想するようにするとよいでしょう。

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