札幌記念登録馬の追い切りを見ると、注目馬がそれぞれしっかり仕上げてきた印象があります。

タイムと評価コメント付き札幌記念追い切りレポート

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  • 元調教助手が教える調教状態の分析と見極め

札幌記念の追い切りは、各馬調整方法がさまざまで見極めが難しい面もありますが、元調教助手Y氏の評価では、ラストインパクトとトーホウジャッカルが高い評価の調教状態でした。

2015年札幌記念(G2)-追い切りレポート

元調教助手Y氏追い切りコラム

8月23日(日)札幌競馬場11R第51回札幌記念(G2)

夏競馬も終盤になり、北海道競馬では最大の目玉にもなっている札幌記念が23日に開催されます。
昨年のハープスターVSゴールドシップが未だに記憶に新しいレースですが、今年もG1ホースをはじめ、去年に負けないくらい豪華なメンバーが集まりました。
ラキシス、ライスとインパクト、トーホウジャッカルなどのトップホースは北海道遠征初戦。それを迎え撃つのは、夏競馬で札幌・函館で結果を出してきた成長著しい馬達です。
ここの対決ではそれぞれの調教状態の見極めが重要なレースになってきそうです。
過去のレースを振り返ってみても、宝塚記念組、函館記念組、クイーンS組がそれぞれ互角の成績を残しているデータがあり、北海道臨戦組とG1組の戦歴は互角です。

2015年札幌記念(G2)登録馬の調教・追い切り

・ステラウインド  評価:B
8月19日函館W重単走馬なり
5F69.4-4F53.6-3F39.2-1F12.5

1週前調教ではW良を単走強目で5F67.6-1F12.4とまずまずのタイムを出しています。調教状態で言えば、前走2着に入った七夕記念と同等。
全相後に早めに函館に入って経過しているので、輸送の不安も少なく状態はまずまずです。
前走は若干太め感もあり、上積みも多少は期待できそうです。前走も福島の中では早い時計の馬場での好走。札幌も先週末のタイムを見れば時計が出る状態です。
立ち回りさえ良ければ、相手が強くなっても充分通用する力を持っている馬です。

・ダービーフィズ  評価:B-
8月19日札幌芝稍単走馬なり
4F57.0-3F41.2-1F12.8

前走は函館記念で見事な勝利。前走は馬体重を減らした中での激走で疲れが気になる所ではありますが、稽古量を見れば数に大きな不安もあり、追い切りでもほとんど負荷をかけていませんでした。
函館から中3週空いているので、どこかでもっと負荷をかけた調教をするべきだったと思います。はたまた、それだけ疲れが抜けていないという事なのか・・・?
前走がそれなりのメンバーを相手に勝利を挙げていて当日のパドックを見るまで、ダメとは言い切れない馬ですが調教状態を見ていると不安が非常に大きいです。

・ディサイファ  評価:B+
8月19日札幌芝稍単走直強目
4F53.3-3F38.0-1F11.8

追い切りは芝コースで軽めの内容でしたが1週前調教では札幌ダートでしっかり負荷をかけて5F66.2-1F11.8だったので良く動いていました。
前走休み明けでエプソムCに出走してから2ヶ月あいてのレースですが、仕上がり自体は良好で函館経由で札幌に来ているので稽古量もバッチシです。
中間の気配や調教を見れば、休み明けの前走よりかは状態が良さそうです。前走も脚を余らせていましたし、能力は高い馬です。相手も揃いましたが、前でやりあってくれれば勝ち負けの勝負ができる状態でしょう。

・トウケイヘイロー  評価:B-
8月19日函館W重単走馬なり
5F67.3-4F52.7-3F39.7-1F12.8

1週前調教は栗東で行い、追い切りは函館で行いました。北海道に来る前の栗東の動きでも前走よりも若干動きが悪い印象もありました。
過去の成績は輝かしいですが、今回もまだスランプを抜け出せてない印象の動きを感じました。
メンバーの脚質を考えると楽に逃げられる可能性もあるので注目していた馬ですが、近走の実績と調教の動きを見ると、期待値は減少。割引が必要そうです。

・トーホウジャッカル  評価:A-
8月19日札幌芝稍併せ馬強目
5F65.2-4F50.4-3F36.4-1F11.8

1週前調教では札幌ダート6F84.2-1F12.5。追い切りも含めて併せ馬でも良い反応をしていました。
前走は8ヶ月の休み明けから宝塚記念4着。その後放牧も挟んで札幌記念は当初は叩きの1戦だったハズ。
それでも1週前調教から動きが良く、バッチリ仕上がってきている様子です。
前走からの上積みも期待でき、1戦使って馬体がスッキリしてきた印象。初めての札幌で若干不安はありますが、小倉で小回りコースの実績はあります。
芝コースでの追い切りを見る限り洋芝への苦手意識もなさそうです。メンバーを見ても順当に行けば上位争いはできそうです。

・ハギノハイブリッド  評価:B+
8月19日函館W重併せ馬末強目
5F69.2-4F54.1-3F38.9-1F12.7

併せ馬でリファシオンの打ちを0.3秒4F追走クビ先着。前走函館記念2着後2週間の放牧を挟みここまで順調に来ています。
調教の動きを見る限り前走からさらに調子を上げてきている印象もあります。
前走から大きく馬体を減らしてくると若干の不安はありますが、その辺は短期放牧も含めてうまくいっているような気がします。
洋芝への適性は前走でも証明積み。あとは相手が強くなる中で前走のようにスムーズに折り合えるかがポイントです。

・ヒットザターゲット  評価:B-
8月16日函館W稍単走一杯
5F72.7-4F56.2-3F40.2-1F12.6

13日、16日とWコースで一杯の調教。3ヶ月の休み明けですが、まだ動きは重い印象。必死に負荷をかけてきていますが、16日時点ではまだ不安が残る印象。
木曜、金曜追いをしてくるかまだ不明ですが、現時点では休み明けでいきなりは厳しそうな印象です。函館に来てから稽古量は多いので場体重とパドックでの締まり具合は確認しておく必要があります。

・ヤマカツエース  評価:B
8月19日函館芝稍強目
5F66.7-4F50.3-3F36.5-1F11.7

前走の追い切りとほぼ同じタイム。状態も前走と変わらずといった内容です。
前走は函館記念で7番人気ながら3着に食い込みましたが、着差は大きかったレース。
まだ成長が期待できる3歳馬ですが、相手が強くなるここでは、絶好調の状態まで持ってこれなかった事で割引が必要か?

・ラキシス  評価:B
8月19日函館W重併せ馬馬なり
5F69.3-4F53.8-3F39.7-1F12.6

エックスマークを打ち1.1秒追走クビ遅れ。函館に来てから調子を崩した場面もあったようですが、追い切りではだいぶ迫力が戻ってきました。
前走よりも見た目的にも引き締まり、上積みも期待できそうです。
2,000mのこの舞台は負けたくはないはず。過去の戦歴を見ても多少仕上がりが悪くても走る事が多い馬です。
初の洋芝ですが重たい馬場を得意にしている馬ですし、前走からの上積みと修正も期待できます。調教状態の評価はギリギリ合格点といった所です。

・ラストインパクト  評価:A-
8月19日札幌芝稍併せ馬末強目
6F81.4-5F65.5-4F50.5-3F35.4-1F11.9

1週前調教の内容も良かったですし、追い切りでは洋芝の感触を確かめつつ、併せ馬にもしっかり反応していました。休み明けですが
仕上がりもバッチシ。ポン駆けするタイプですし、ここまで至って順調に来ています。先週までは太め感は多少ありましたが追い切りでバッチリ仕上がったでしょう!!

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