競馬で最も重要な資金分配
馬券を買う上で資金配分はとても重要で、的中率は高いが回収率が満足のいく結果を残せない人などは資金配分を見直す事で改善できます。
資金配分は回収率に大きく影響を与え、馬の組み合わせの予想よりも資金配分の選択の方が大事と言ってもいいでしょう。
資金配分はまず、その日のレースでいくつのレースの馬券を買うかを決める所から始まります。
当然、直前のオッズやパドックなどで馬券を買ったり見送る事も出てきますが、まずは目安でいいので馬券を買うレースの数を考えておきましょう。
そこが決まったらレースごとの資金配分を考えます。
全てのレースで均等に予算を振り分けるのもいいですし、自信のあるレースやメインレースなどに重点的に資金を集中させるのもいいです。
大事な事は大体の各レースの予算を考えておくという所で、前半のレースで勝ったから、後半のレースの予算を増やしたり資金、集中させていた自信があったレースで負けたから、それを取り戻す為にその後のレースで当初予定していた以上の資金をつぎ込んだりする人が多く、こういった、予定通りに資金配分ができない人は競馬で負ける典型的な形となります。
最悪、全てのレースで負けてしまう事も想定の中にいれて資金を使っていき、勝ったレースの配当金はその日の予算には組み入れずに運用していくのが、長い目で見て回収率を高い数字に持っていく最善の方法といえます。
各レースの予算が決まったら、レースごとの馬券の買い方についても資金配分が必要です。
券種や期待できるオッズもそれぞれ変わってくるので、状況に応じて、均等買いしたり、馬単・3連単には少ない資金で馬券を買って、馬連やワイドなどに集中して資金をかけるというのも、しっかりマネジメントや損得勘定ができていれば有効な手法となります。
レースごとの資金配分は、購入した組み合わせの大半を的中したときにレース毎の回収率を100%以上にする事が重要で、もし的中してもそのレースの軍資金を回収できない見込みの馬券が多い場合は、購入する馬券の絞込みや券種の変更などが必要です。
本命と穴馬両方買うのはあまり効率がよくなく、レースごとに本命か、波乱で荒れるレースになるかを予想します。
荒れるレースと予想して、穴馬を買う場合は特に思い切って、人気が高い馬を完全に切った馬券の買い方をする事も必要となります。
人気がある馬に資金を集中させる事も、悪くはないですが、毎回人気がある馬しか買わないというのは、レースの絞込みも重要になり、2〜3回負けが続いてしまうと回収するのが困難になる事もあるので、人気馬に資金を集中させるときも細心の注意が必要となってきます。